吉高由里子『定時で帰ります。』にケチがつく? 所属事務所の残業問題

日刊大衆

吉高由里子『定時で帰ります。』にケチがつく? 所属事務所の残業問題

 女優の吉高由里子(30)が主演を務める連続ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)が、4月16日にスタートした。

 同ドラマは朱野帰子(あけの かえるこ)氏の同名小説が原作で、吉高が演じる主人公の東山結衣は、32歳の独身OL。新入社員時代のトラウマや、元婚約者が仕事中毒だったこともあり、「必ず定時で帰る」というモットーを貫く。ドラマでは、誰よりも集中して仕事を終わらせ、プライベートも大切にする結衣が、仕事を押しつけてくる上司やさまざまな問題に立ち向かっていく姿が描かれるという。

「ネットには、“定時に帰るのが当たり前なのにそれがドラマのタイトルになるなんて日本ってどうなの?”といった意見もあります。ここ最近、多くの企業で“働き方改革”の徹底が進められていますが、『定時で帰ります。』の撮影現場も、この働き方改革の影響をモロに受けているようです。3月発売の『FLASH』(光文社)でも『定時で帰ります。』の若手ADが“本当に定時で帰ってしまう”と伝えていますが、テレビ局も働き方改革に取り組んでいるようですね」(女性誌記者)

 そんな中、4月13日、ドラマの主演を務める吉高やサザンオールスターズ福山雅治(50)など、多数の人気芸能人やアーティストが所属する大手芸能事務所「アミューズ」が、労働基準監督署から上限を超える時間外労働、残業をさせたなどとして是正勧告を受けていたことが明らかになった。

 アミューズは「真摯に受け止めている」とコメントを出しており、働き方改革に取り組んでいく姿勢を示している。

「アミューズ以外にも、多数のお笑い芸人が所属する吉本興業や、EXILEなどが所属するLDH JAPANにも同様に是正勧告が出たと報じられています。中には月の総労働時間が500時間を超えるケースもあったということですから、芸能事務所の過酷な労働実態が浮き彫りになってしまいましたね」(前出の女性誌記者)

 吉高のドラマ『わたし、定時で帰ります。』がスタートするタイミングで所属芸能事務所にメスが入ったのはただの偶然なのか!? 今後は、芸能事務所の社員も「わたし、定時で帰ります」と言える環境になっていくことを願いたい。

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