わくわく地方競馬
今週の大井競馬は、2日連続でクラシックレースが開催される。まずは23日の『第33回東京プリンセス賞』だ。3歳牝馬の1800メートル戦で、桜花賞・東京プリンセス賞・関東オークスへと続く、南関東牝馬クラシックの第2弾。過去32回で1番人気馬が勝ったのは、わずか5頭のみ。対して4番人気以下が12勝と、人気通りに決まることが少ない難解なレースでもある。
牡馬と違い、コースも距離も違う牝馬三冠レース。桜花賞馬で東京プリンセス賞に過去24回出走し、二冠を成し遂げたのはたった3頭のみ。それに対し、活躍が目立つのは北海道デビュー馬だ。
過去10年の傾向を見ると、北海道デビュー馬が1着7頭、2着7頭、3着4頭と圧倒的な成績を残している。
また、’16年優勝馬リンダリンダはナイターで4勝、’09年優勝馬ネフェルメモリー、’13年優勝馬カイカヨソウは2歳時にナイターで3勝を挙げていた。牝馬クラシック路線を目指す王道を歩むとなると、昼間開催が続くことになる。
桜花賞勝ち馬に注目が集まりがちだが、若い牝馬にとっては、ナイターレース経験の浅さがウイークポイントになることがあることもお忘れなく。
そして、翌24日は『第64回羽田盃』が開催される。’56年に創設された3歳戦。羽田盃、東京ダービー、ジャパンダートダービ―と続く南関東クラシックロードの緒戦という重要なレースだ。
ステップレースのひとつ、京浜盃(大井1700メートル)との結びつきは非常に強く、過去41回の京浜盃勝ち馬での羽田盃での出走成績は1着25頭、2着5頭、3着2頭、着外5頭(出走せず4頭)で、勝率7割を超えるという圧倒的な強さを示している。過去5回の勝ち馬を遡っても、ハッピースプリントをはじめ、タービランス、ヒガシウィルウィン、ヤマノファイトがクラシックホースとなり、古馬になってからも多くのタイトルを手にしている。
今年の京浜盃はステッペンウルフが鋭い末脚で快勝。クラシック路線の主役の1頭として名乗り出た。羽田盃はもちろん出走予定で、優勝最有力候補であることは間違いない。