幸せな人がやっている「たった10のこと」 (2/4ページ)
幸せな時間を過ごして帰宅しても、家に帰って「でも昔はもっと楽しかったよな」と思ってしまったり、「このままこの生活を続けていたら将来どうなってしまうのか」と不安を感じたりしたら不幸です。
つまり人は、相対的な幸福認識の中では不幸と常に隣り合わせであり、オンリーワンである「絶対的幸福認識」を手にいれなければ幸せになれないということになります。
■心理学で考える「幸せになる10の方法」
ということは、絶対的幸福認識を手に入れれば幸せになれるわけです。
しかし、生き方が多様化した現代で「比較することなく生きる」ということはなかなか難しいもの。
そこで、現代において絶対的幸福認識を手にするためのヒントを挙げてみます。
◇(1) 基本的な生活を大事にする
心理学者のマズローが提唱した「五段階欲求」というものがあります。
そのうち一番下の階層にあるのが生理的欲求。
つまり命を維持したいという欲求です。この欲求をまずしっかり満たすことが大切。病気と経済的な困窮は命の生存を危うくします。
きちんと食事をする、身体を清潔に保ち適度な運動(病気の予防)をする、仕事はきちんとする、という基本的な生活をして、基板を安定させましょう。
◇(2)属する
所属欲求はマズローの五段階欲求のうち、生理的欲求、安全欲求、に次ぐ欲求になります。
これは、会社に勤めましょうということではありません。趣味のサークル、行きつけのお店、SNSのコミュニティ、などでもよいです。どこかに属しましょう。
◇(3)長期的な目標を立てる
「何をなしえたら自分は死ぬ瞬間に後悔ないだろうか」を真剣に考えてみましょう。
形で残るものを作り上げたい、百名山の全頂制覇、日本中のお城をめぐる、海外移住、孫に囲まれていたい、なんでもよいです。
◇(4)短期的な目標を立てる
1週間から1カ月スパンで達成したい目標を立てます。