天才テリー伊藤対談「垣花正」(2)俺からの無茶振りがキャラ作りに? (1/2ページ)
垣花 テリーさん、覚えていますか。入社5年目ぐらいの時、テリーさんの番組の中継でダマされて、お台場でバンジージャンプをやらされたことがあって。
テリー あれ、おもしろかったなァ。
垣花 テリーさんは本当に楽しそうでしたよ。ふだんは外に絶対出て来ないのに、あの時だけテリーさんは24階のスタジオからわざわざ隣のビルの1階まで来て、「早く跳べ!」みたいな感じでギラギラした目で見ていましたから(笑)。あの時、僕、ちょっと引きましたよ。
テリー フフフ、俺は人が苦しんでいるのを見るのが大好きなの。
垣花 そんなの、よく知っていますって(苦笑)。だって、中継で僕がちょっと言ったりやったりすることに、テリーさんがさらにムチャなことを要求するっていう構図になっていましたからね。
テリー あと、冷凍状態にもなったよね。
垣花 なりましたよー。「マジソンスクエアガーデンで、ギネスに挑戦して氷に入り続けた男がいる」なんていうニュースが前日にあったのを聞いたテリーさんが、ディレクターに発注して作らせた氷の檻をフジテレビ前に置いて、僕が朝からそこに詰められたんですよ。何だかんだで、12時間ぐらい氷の中にいましたからね。
テリー そうだっけ?
垣花 そうですよ。僕、上司の那須(恵理子アナウンサー)さんから氷越しに真顔で「あんた、仕事選びなさい」って言われたんですから。
テリー でも、フリーになったら、今後もそういうのがあるかもしれないよ。
垣花 いや、何でもおいしいと思ったらやりますよ。
テリー だって、その時もおいしいと思っていたわけでしょう?
垣花 それはもう(笑)。