歴史ミステリー「もしも貴方が戦国時代にタイムスリップしたら」 (1/2ページ)

週刊実話

 戦国時代…そこは戦国大名同士が熾烈な戦いに明け暮れ「人と人との殺し合い」が当たり前の世界。そんな真っただ中に、もしもあなたがタイムスリップしたらどうなるか――。おそらく、現代人なら誰でも天下を取れる可能性があるだろう。なぜかと言えば、戦国人に比べて現代人はさまざまな面で「圧倒的な知識」を持ち、少し歴史に詳しい人間なら、有名な戦国武将の考え方や行動はもちろん、どこに居ていつ死ぬかまでを「あらかじめ知っている」からだ。

 例えばあなたが、歴史上有名な織田信長と今川義元が激突した『桶狭間の戦い』の直前にタイムスリップしたと仮定してみよう。

 信長よりも数倍の領地を持つ遠江(現在の静岡県)の大名、今川義元は西の尾張(織田信長の領土、現在の愛知県西部)侵攻を着々と進めていた。しかも標的となった信長が、わずか2500の兵しか用意できなかったのに対し、義元は10倍の25000の大軍で尾張に乱入、次々に織田の城を落としていったのだ。

 歴史上ではこの序盤の楽勝が奢りとなり、大軍である義元が寡兵(少ない兵)の信長に討ち取られる“主な原因”だといわれている。

 だが、もしあなたが「織田軍が間近に迫っている! すぐに防戦体制を!」と、ここで叫べば、義元はすぐに防御体制を取り、逆に信長が簡単に討ち取られていた可能性が高いのだ。

 そして義元は楽々と尾張を占領、今川家は織田の尾張20万石を組み入れ、合計90万石の大大名にのし上がる。さらにあなたは総大将の義元を救った「功績」で、今川家の家臣として即座に取り立てられるはずだ。

 今川家の家臣となったあなたは、すぐに敗残の織田兵の中から有能な武将、例えば後に天下統一を果たすが、このときは全く無名の羽柴秀吉と、その優秀な配下、羽柴秀長、浅野長政、蜂須賀小六を、まとめて取り立てる。

 そして彼らを十分に働かせて抜群の功名を重ねつつ「立身出世」を目指すのだ。彼らはあなたの「神のような知識」に驚き、間違いなく忠誠を誓うだろう。

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