炎上対談!笑福亭鶴光×三遊亭小遊三「噺家ウラ裏バナシ」(5)相手が顔を伏せるシモネタはあかん (1/2ページ)

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炎上対談!笑福亭鶴光×三遊亭小遊三「噺家ウラ裏バナシ」(5)相手が顔を伏せるシモネタはあかん

鶴光 すごいなと思うのは、六代目円楽さんのやっとる博多・天神落語まつりのプロデューサーが「あんなに何年も続いてるのに、同じネタを1回も出さないのは小遊三さんだけ」やと言ってたこと。ナンボ、ネタ持ってるんやと思うた。どんな噺が好き?

小遊三 夫婦喧嘩の「厩(うまや)火事」なんか、テンポがよくていいですね。

鶴光 米朝師匠に言われたのが「人情噺でも思いっ切り笑わせて、それからスルッと入れ」ということ。ほんなら泣ける。

小遊三 山口県の落語会で先代の円楽師匠が「文七元結(ぶんしちもっとい)」をやったの。これ、人情の中におかし味を持たせなくてはならない演目。もう前半でバカウケして、途中、締めて、最後、半纏(はんてん)しか着てなくて、下がスッポンポンのおかみさんが出てきちゃうというところでドッカーン。

鶴光 初めから笑わそうとか、泣かそうとかいうのを取り除かなあかんのやね。

小遊三 ドッタンバッタンの小噺を繰り返す「堀の内」も、笑わせてやろうなんてリキんだら、もう上滑りしちゃって、スカくらう。にぎやかだな、オレもひとつ一緒になって騒ごうと思ったら、意外にワーッてくる。

鶴光 誰を演じるのが得意?

小遊三 大勢集まってバカ言っている時の長屋の八っつぁん、熊さんかな。

鶴光 ワシはどっちかちゅうと、女、子供が好きなんです。何か演じやすい。

小遊三 やっぱ、根がスケベだから(笑)。

鶴光 こないだ青森行ったら、アナウンサーが「最後に、笑福亭鶴光師匠の一席です。いつものスケベネタは出るんでしょうか」やて。

小遊三 それは本物だからですよ。私のは付け焼き刃だもん。

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