『メガドライブ』ソニックに夢見館の物語にメガモデム! 早すぎた名作たち (2/3ページ)
後のプレステやセガサターンではよく見られるようになったムービー演出をずっと前に実現していたメガドライブはやはり恐るべし!
■剣と魔法のありきたりRPGなんか作らない!『ファンタシースター2 還らざる時の終わりに』(1991年)
現在でもオンラインに舞台を移し、シリーズが続いている『ファンタシースター』シリーズ。初代作はメガドライブより1世代前のセガ・マーク3用に発売されたゲームなのだが、『ドラクエ』『FF』といった人気RPGを持たないセガハードにとって、同シリーズはユーザーの期待を一身に受けたタイトルである。
特徴的なのは、既存のRPGが大抵中世ファンタジーであるのに対し、『ファンタシースター』は3つの惑星を股にかけるSFテイスト。初代では主人公が女性キャラだったりと、ありきたりのRPGを作りたくないというセガの反骨精神がよく現れた作品となった。メガドライブではハードの発表時に『2』の発売がアナウンスされ、ハード購入の牽引力を担った。ちなみにタイトルの綴りは、「FANTASY」ではなくて「PHANTASY」。既存のビッグタイトルのイメージがあるからあえて「P」にしたそう。そういうひねくれ者の感じ、たまらない!
■硬派なゲームが大量、シミュレーションならメガドラ!『アドバンスド大戦略 ドイツ電撃作戦』(1991年)
メガドライブの大きな特徴として、高速なCPUを活かした多数のシミュレーションゲームの存在が挙げられる。しかも、同じシミュレーションゲームといっても、ほかのゲーム機に比べてどことなく男の匂いがする無骨なゲームが多かったのもまた事実。ここでは、そんなイメージを象徴するタイトルとして『アドバンスド大戦略 ドイツ電撃作戦』を紹介してみたい。
『大戦略』は元々パソコン用に発売された、陸海空の現代兵器を使って互いの司令部を占領するという戦争シミュレーション。メガドライブではすでに『スーパー大戦略』が発売されていたのだが、それの続編として発売された本作の舞台はなんと第2次世界大戦中のナチスドイツ。