メガドライブ「全ソフトを収集した」男が語る“コンプリートへの道” (3/3ページ)
あとは、コミケやワンフェスがあるたびに定期的に東京には出てきていたので、その時には必ず秋葉原の中古ショップを巡回ルートに入れて、大阪では手に入らないゲームを探していました。
コンプリートを達成したのは2000年。最後まで入手に苦労したのは『バットマンフォーエヴァー』など、流通数が少ないメガドライブ末期のアクレイムジャパンのソフト。『マキシマムカーネイジ』や『WWF RAW』(現在の中古市場相場が50万円以上というメガドライブ最高額ゲーム)ですら、先ほどお話した入手ルートで今からでは考えられないくらい安価に手にすることができました。
いまの僕は結果的にコレクターになっているわけですが、大本の目的は「ゲームで遊びたいから」でして今でも時間があれば全部のゲームを遊び倒したいです。ただ、「手に入るうちにとりあえず買っとけ」から始まっているので、今のコレクションはいわば「大量の積みゲー」ですよね(笑)。時々、テレビとかでコレクターが整理整頓された部屋を見せていますけど、本当にやるとなったら、ゴミ屋敷にならざるを得ない。だって、集めるスピードが整理するスピードを超えるんですから(笑)。
いまでは移植やリメイクなど、昔のゲームを遊ぶ手段はいろいろ用意されているけど、遊ぶならば当時のオリジナルを当時のゲーム機で遊びたい。僕のコレクションはそんな本物志向が根本にあるんです。大本のセガさんでも当時の現物資料が残っていないものがいくつもあると聞いています。当時のものが後の世代でも遊べるように、僕のコレクションがお役に立てる日がくればうれしいですね。
※本記事は『EX大衆』2018年8月号の企画を再構成したものです。
※画像は『メガドライブ』公式ホームページより