「壁を作る人」の本当の心理 (3/4ページ)
■人間関係で一線を引く効果
恋愛、結婚、職場、友人関係……それぞれの場合に、人と距離を取ることの効果について紹介します。
◇恋愛で一線を引く効果とは
相手との関係に線引きができないと「共依存」に陥る可能性が高くなります。
共依存とは、お互いの存在によってしか自己の存在を確認できない関係性ですので、危険です。
一線を引くことで適度な距離を保つことができますので、共依存関係の抑止において有効です。
◇結婚で一線を引く効果とは
結婚は生活ですから、どうしても「自分のほうが負担が多い」という気持ちになりがちです。
一線を引くことによって、夫婦であっても個人と個人であるという自覚が生まれます。
特に夫婦の場合は、家事に対して線引きをすると「お風呂掃除ありがとう」「あなたも洗濯ありがとう」とお互いに感謝をしやすくなります。
◇職場で一線を引く効果とは
組織は生産性を上げて利益を生み出す使命がありますので、いくらやりがいがあって人間関係がよくても、ストレスフルな場所であることは確かです。
一線を引いて職場から解放されることで、仕事によるストレスを素早く解消することができます。
◇友人関係で一線を引く効果とは
友人関係も恋愛関係と同様で依存に陥りやすいです。
特に現代は、友人のSNSで嫉妬したり孤独になったりしがちです。
あえて一線を引くことで、そうしたネガティブな感情を防ぐことができます。
■一線を引くのはいいこと? 悪いこと?
一線を引くのがよいことか悪いことかは、「何を基準にして」距離をおくかということによります。
一線を引く基準は「自分にとって心地よいか否か」で決めることが重要で、「自分にとってメリットがあるかないか」で距離をおいてしまったらマイナスとなります。