屋根より高く、青空いっぱい……端午の節句に凧揚げをする鎌倉の地域文化を紹介 (1/2ページ)
「奇跡の10連休」と謳われたゴールデンウィークも終わりましたが、端午の節句(5月5日・子供の日)をお祝いして、あちこちでたくさんの鯉のぼりが飾られていました。
♪屋根よーりーたーかーい、鯉のーぼーりー……♪
しかし日本も広いもので、屋根より高いのは鯉のぼりだけじゃない地域もあり、例えば鎌倉では、毎年端午の節句に凧揚げでお祝いする伝統が残っています。
凧揚げと言えば、♪お正月にはー凧揚げてー……♪と唄うように、お正月の代表的な遊びですが、鎌倉では凧揚げと言えば、端午の節句が伝統なのです。
そこで今回は、鎌倉に伝わる凧揚げ文化について紹介したいと思います。
子供が元気に育つように……鎌倉の凧揚げ文化鎌倉の凧揚げは、地元で生まれた子供の初節句(生まれて初めて迎える端午の節句)をお祝いするために行われ、前年の端午の節句以降に男児が生まれた家の者が、あるいは近所の若い衆にご祝儀を与えて揚げてもらうものでした。
鎌倉市・材木座海岸。滑川(写真中央)を挟んで由比ガ浜海岸。
凧揚げは沿岸地域(由比ガ浜、材木座、坂ノ下など)や、内陸部の広大な田園地域(大船、深沢など)を中心として、お祝いは各家庭だけでなく地域全体で行い、揚がった凧の下で四斗樽を抜いてみんなで酒盛りをしたそうです。
