圧倒的な存在感を放つケーニッヒのコンプリートカー!マイク・タイソンも所有していたテスタロッサコンペティションとは? (5/5ページ)
最高速度は381km/h、車両重量は1070kgにまで落としています。
ケーニッヒC62で街を走れば、注目されるのは必至でしょう。シートも運転席と補助席の間は狭く、ひたすらドライビングテクニックを磨くのに適した一台。トランクなどの荷物スペースは皆無なので、勢いで購入しないようにしましょう。最もC62は郊外を走る分には楽しめるポルシェです。
■ジャガーのケーニッヒコンプリートカー ケーニッヒ・XJ-S出典元:https://www.jaguarforums.com/articles/jaguar-xjs-koenig-specials-sale/
ドイツ連邦のチューニングメーカーはドーヴァー海峡を越えてカスタマイズを行っています。注目したいのはジャガーのXJ-S。英国らしさを残しつつ、XJ-Sのコンプリートカーを仕上げました。
ケーニッヒのカスタムパーツではリヤフェンダーがファンの間で支持を得ており、外観はドイツ車のようなずっしりとしたコンプリートカーです。
オープン式のXJ-Sはリヤウイングが目を引くような設計になっています。まさにアスファルトを走るジャガーといった風貌です。
■ケーニッヒは現在どうなっている?出典元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%B5
1977年にウィリー・ケーニッヒによって設立されたチューニングメーカーは2019年現在も営業中。主にオリジナルパーツやチューニングパーツ、ホイールの取り扱いを行っています。
メーカーではフェラーリ、ランボルギーニ、メルセデスベンツ、BMWが中心で愛用者のメンテナンスに対応しているようです。
現在はコンプリートカーのカスタマイズは行っておらず、過去に発売されたコンプリートカーの部品を調達するのを生業としています。
しかしながら、1970年代から1980年代に多くのフェラーリファンを獲得した実績から、ウィリー・ケーニッヒやケーニッヒスペシャルのコンプリートカーを所有するオーナーも世界中に存在し、その英名は知れ渡っています。