SNSは気持ち悪い(ロマン優光) (6/9ページ)

ブッチNEWS

相手の陣営の不祥事は言い立てるが、自分の陣営の不祥事は黙認したり。「こちらの陣営の不祥事は言い立てるが、自分側の陣営の不祥事は黙認するのか!」と指摘する人間が、やっぱり自分側の人間の不祥事は黙認したり。こんなバカみたいなことが繰り返し起こってるのです。
「深淵を覗くものは……」ではないですが、同レベルでやり合っていくうちに傍からは同じように見えてきてしまいます。  お互いに高いレベルでやり取りできるのが理想ですが、相手がどんなに不快なやり方をしてきても、自分は丁寧な正攻法で対応すべきなのだと思います。

ネトウヨは普通の人

 本来、ネトウヨとみなされている人たちは、反中、反朝、反韓、反左翼というだけの人たちで、民族主義でもなければ保守主義でもありません。旧来の右翼的な思想や保守的な思想を踏まえているわけではなく、新しく出てきたものなのです。
 深い思想があるわけでもなく、何かに対する反感で感情的な部分に触発されて動いているものだと思います。
 そういった存在ですから、いなくなることはなくても大幅に増えることはないだろうと思っていたら、第二次安倍内閣誕生以降にどんどん増加しているように感じられ驚きました。以前より保守や右寄りの人が増加しているのだろうというのは理解できましたし、さらに、そういう人が増えてくるだろうなとは思っていました。日本の内外の状況を考えると、そちら側に向く人が増えても不思議ではありません。
 そうではなくて、そういう人たちから見ても当然問題があるような言動を繰り返すような層が、こんなにも増加するとは思ってもみませんでした。

 ネトウヨは貧困で教育レベルの低いオタクな若者が主軸を占めているという見方がありますが、それは事実と違うと思います。
 逆に中年以上のある程度裕福な層、教育もお金もある世間的には成功者としてみなされているような別にオタク趣味でもなんでもない人が増えているのです。そういった層に取材にいくとネトウヨ的な陰謀論や歴史観を語る人が非常に多くなったという話を、年ぐらい前から出版業界の知人づてに聞くようになりました。ネトウヨに批判的な人間が考えていたネトウヨ像とは正反対の人たちです。

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