異界から現実へ…妖怪とヒトの境界に着目した展覧会「妖怪/ヒト ファンタジーからリアルへ 」開催 (3/4ページ)
河鍋暁斎《龍宮魚勝戦》1868(明治元)年 大判錦絵三枚続
小林清親《平壌攻撃電氣使用之圖》1894(明治27)年 大判錦絵三枚続
妖怪の怖さだけではなく、日清・日露戦争などが始まった激動の時代を記録する戦争錦絵を展示しながら”ヒトの怖さ”にもフォーカスする点は、これまでの妖怪がテーマの展覧会にはあまりなかった事かもしれません。
怪談作家・木原浩勝さんが所蔵する、妖怪「件(くだん)」のミイラも特別出品されるそうなので、こちらも注目です。
企画展「妖怪/ヒト ファンタジーからリアルへ」は、2019 年 7 月 6 日(土)~9 月 23 日(月・祝)の期間、川崎市市民ミュージアムで開催されます。