シャーマンの儀式に使用か?約1000年前の向精神薬が入った袋が発見される(ボリビア) (3/3ページ)

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儀式用の包みの中に入っていた、向精神性のある植物を粉砕するのに使われたと思われる木製のタブレット
image credit:Jose Capriles/Penn State

・シャーマンの幅広い薬物の知識

 これほど様々な薬物が含まれていたのはなぜか?

幻覚を長引かせるために、シャーマンが複数の異なる植物を同時に使った可能性はある。そこに、ハルミンやDMTを合わせて、アヤワスカ(幻覚剤)のように飲み物として飲んだり、吸引したりして、幻覚状態に到達したのだろう(ホセ・カプリレス助教授)

 こうした薬物吸引セットを持っていたシャーマンは、幻覚を引き起こす植物に関して幅広い知識があったに違いないと研究者たちは信じている。これらの植物のほとんどは、南米の異なる地域にあるものだからだ。

 ニュージーランド、オタゴ大学の研究者、メラニー・ミラーは言う。
包みの持ち主は、向精神作用の成分をもつ植物を少なくとも3種類、あるいは4~5種類も手に入れることができたのではないでしょうか

この発見は、大昔の人々が、こうした強力な作用をもつ植物についての広範な知識をもち、その薬効や向精神性を十分に理解し、わざわざ入手して利用していたことを、改めて思い出させてくれます。


 この発掘結果は5月6日、『米国科学アカデミー紀要(PNAS)』に発表された。

References:news.berkeley/ written by konohazuku / edited by parumo
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