高強度コンクリートは熱で燃えることはないが爆発する。コンクリート爆裂の原因を特定(スイス研究) (2/3ページ)

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Suspect charged with arson in fire blamed for collapse of Atlanta highway

 あるいは2004年の中国衡陽市では、鉄筋コンクリート造りの建物が火災で崩壊し、消防士20名が犠牲になるという痛ましい事故もあった。・内部に閉じ込められている水分が気化膨張して爆裂
 その詳しい原因を特定するために、EMPA(スイス連邦素材科学技術研究所)は、フランス・グルノーブル大学ならびにラウエ・ランジュヴァン研究所と協力して、コンクリートを600度に熱しつつ、中性子断層撮影法でその内部の様子を観察するという実験を行なった。

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Concrete Can't Burn, But It Can Blow Up!

 その結果、高強度コンクリートを頑丈にしている構造が、皮肉にも爆裂の原因になっているということであった。

 高強度コンクリートの内部には微細な孔がいくつも開いている。ここには微量の水分が含まれているのだが、熱せられるとこれが気化して、熱から逃げようとする。

 ところが、高強度コンクリートは硬度を高めるために普通よりも密度を高められている。このために、水分は孔から逃げることができない。

 結果、圧力が高まり、やがてコンクリートが耐えられなくなったときに爆裂するのである。
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