最新版芸能界「派閥争い」大研究<「覇権の歴史」座談会>(2)新井浩文は「小栗会」出禁に (2/2ページ)

アサ芸プラス

それでも小栗会に人が集まるのは、小栗の熱い性格にあるようです。

石川 ある時の小栗会で、ムロツヨシが新井浩文を連れて来たことがあった。すると、飲んでいるうちに言葉遣いが荒くなっていく新井を見た小栗は、彼のことを「怖い」「もう来てほしくない」と周囲に漏らし、やんわり彼を出禁にしたのです。その後、新井は逮捕されましたが、そのまま新井が小栗会に参加していれば、犯行現場が、会の開かれる小栗の自宅だった‥‥なんてことになった可能性も十分考えられます。小栗の勘と、リーダーとしての判断は正しかったと言えるでしょう。

佐々木 かつては大御所たちの権力目当てに芸能人の派閥が結成される、というのは珍しいものではありませんでしたが、今ではそんな大御所による飲み会は嫌われる傾向にあります。また大御所と呼ばれるタレント自体も高齢化しており、簡単にコミュニケーションをとることができる飲み会を開く元気もない。業界全体が年老いているんです。今後、六本木野獣会や和田会、紳助一派のような、大規模派閥が誕生するのは難しい時代かもしれませんね。

「最新版芸能界「派閥争い」大研究<「覇権の歴史」座談会>(2)新井浩文は「小栗会」出禁に」のページです。デイリーニュースオンラインは、新井浩文島田紳助小栗会松本伊代小栗旬エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る