高田純次もやらかした!? 坂上忍にノンスタ井上、車トラブル「逃げちゃった」芸能人

5月16日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が、タレントの高田純次(72)の運転する車と、20代の男性が運転する車が接触したにもかかわらず、高田の車がそのまま走り去ってしまう「当て逃げ」をしたことでトラブルになっていると報じた。
記事によると、4月14日の午後6時ごろ、首都高を走っていた男性の車に高田が運転するポルシェが接触、にもかかわらず、高田は停車せずそのまま走り去ろうとしたという。男性は慌てて追いかけ、15分後に首都高から一般道に出たところで、赤信号のためポルシェは停止した。
高田は当初、当て逃げしたことを否定していたが、男性から事故を起こしたという連絡を受けて駆けつけた父親に対し、「これ(破損部分)全部直します。それと、今20万持ってます。ダメでしょうか。それで、ある意味ナッシングって言い方はおかしいでしょうけど……」と持ちかけ、警察沙汰になることを回避しようとしたという。
「結局、事故から2時間以上経過してから高田は警察へ連絡したようです。『文春』は当て逃げについて、高田本人にも取材をしていますが、現在は自身が加入する保険会社に“相手の治療費は全部出してくれ”と伝え、治療費は高田が全部持つことで話が進められているようです。
ただ、接触事故を起こしてからすぐに警察や保険会社に連絡していれば、このように大きく記事で取り上げられることもなかったと思うのですが……。高田は初期対応に誠意が見らなかったということでしょうか、週刊誌のネタになってしまいましたね」(女性誌記者)
だが、高田は16日、『夕刊フジ』に取材に対し、「絶対に違うのは当て逃げではないということです」と答え、「駆け付けた警察官も当て逃げではなく、追突事故だと話していた」と反論。高田は慰謝料についても、「1000万円という話も出た」とするなど、この事故に関しては今後も展開がありそうだが、高田に限らず、運転トラブルで、“逃げて”しまったと報じられた芸能人は少なくない。
■坂上忍はパトカーとのカーチェイスの末に逮捕
昼の情報トークバラエティ番組『バイキング』(フジテレビ系)で司会を務め、今や多くのレギュラー番組を抱える坂上忍(51)は、1995年1月に酒気帯び状態で愛車のベントレーを運転し、電柱に激突する事故を起こしている。激突した電柱は根元から折れてしまったというから、凄まじいスピードが出ていたと推測される。
大規模な器物損壊事故を起こしたにもかかわらず、坂上は現場から大破したベントレーでそのまま逃走。パトカーとのカーチェイスの末、20分後に現行犯逮捕され、その後、半年間謹慎している。
「当時は、今ほど酒気帯び運転に対する罰則が厳しくなかったため、半年間の謹慎で済みましたが、今だったら芸能界引退になる可能性すらある悪質な行為でした」(芸能記者)
■ノンスタ井上は不起訴により早々に現場復帰
お笑いコンビ・ノンスタイルの井上裕介(39)は、2016年12月に乗用車を運転中、タクシーに衝突して運転手にけがを負わせるもそのまま走り去ったとして、2017年2月1日に道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転処罰法違反(過失傷害)で書類送検。その後、不起訴処分となっている。
「井上は、事故を起こした12月から翌年の3月まで芸能活動を自粛しましたが、不起訴処分となったことで記者会見を開き、現場に復帰。酒気帯びでなかったことと、不起訴になったこと、本人がしっかりと反省しているということで早い現場復帰となったようです」(前出の芸能記者)
■元モー娘。吉澤には執行猶予5年の判決
芸能人の運転トラブルで記憶に新しいのは、元モーニング娘。の吉澤ひとみ(34)による飲酒ひき逃げ事故。
昨年9月6日、酒気を帯びた状態で乗用車を運転。東京都中野区の交差点に進入し、自転車で横断していた20代女性をはねて軽傷を負わせ、そのまま逃走したとして逮捕。元人気アイドルによる飲酒ひき逃げ事故で、事故を起こす直前の速度は法定速度を20キロ以上も上回る、86キロを出していたということで、改めて世間を驚かせた。
同年11月、東京地裁は吉澤に対して、懲役2年、執行猶予5年の有罪判決を下した。
「判決では同様の飲酒ひき逃げ事故に比べても悪質であるなどと指摘もありましたが、吉澤が反省の意思を示していることも踏まえ、執行猶予つきの判決が下りました。芸能人は、レギュラー番組やCMもあるため、事故を起こしてしまうとイメージ低下にもつながってしまう。そのため一般人以上に事故に対してナーバスになり、逃げてしまうのでしょう。しかし、逃げ切れるものではありません」(前同)
事故を起こさない、慎重な運転をすることは当然だが、万が一事故を起こしてしまった場合、誠意ある適切な対応が求められる。芸能人の方々にはくれぐれも“テキトー”な運転、対応だけはしないように気をつけてほしい。