ＦＵＮＫＹ　ＭＯＮＫＥＹ　ＢＡＢＹＳの元ボーカルのファンキー加藤（４０）が、３年前のＷ不倫騒動について語った言葉が批判を浴びている。

　この発言があったのは、５月１３日放送の『しゃべくり００７』（日本テレビ系）でのこと。久しぶりに同番組に登場した加藤は、“ＮＧなし”での出演オファーを受けたというも、しゃべくりメンバーに「ＮＧあるでしょ」「忘れている方も多いですからね」などとイジられると、動揺したように目を泳がせ、表情をこわばらせた。

　これは加藤が２０１６年６月にアンタッチャブルの柴田英嗣（４３）の元妻とのＷ不倫騒動が報じられたことで、加藤は謝罪したものの自分の妻とは離婚しない意向を明言した。その後、柴田の元妻は加藤との間の子どもを出産。さらに、妻も加藤との第２子を出産している。

　話題が騒動後の生活になり、チュートリアルの徳井義実（４４）からの「曲作りって変わってくる？」という質問に、加藤は「ラブソングはいっさいなくなりました」とキッパリ。スタジオに爆笑が起こる中、加藤は何回かラブソングにも挑戦したが、「どの口が言ってんだよ！」と自分でツッコんでしまうそうで、すぐに応援ソングに変わったと明かした。

　また、タイムマシンであのときに戻れたらという話題になると、加藤は「１億５０００万円までなら出せますね」とコメント。さらに「５年ぐらい前まで戻って、“おまえふざけんな”って、ぶん殴りますよ！　“今大変なんだよ！”って。ボッコボコっすよ」と、殴る動作を交えて興奮気味に語り、スタジオの笑いを誘っていた。

　この様子を見ていた視聴者からは、ツイッター上で「大切な命なのにタイムマシーンで消したいなんて、涙出てきた」「不倫の末に生まれた子どもを否定するような人間はクズ」などと、自分の子どもに対して失礼だという意見が相次いだ。

　しかしその一方で「タイムマシーンで子どもを消すって意味じゃないよね？　あの短時間で加藤さんの気持ちが伝わらない、もどかしい」などと、加藤の発言を擁護する声も多く、賛否の声でネットが騒然としていた。

「ファンキー加藤は騒動から３年近くが過ぎたこともあってＮＧを解禁したんでしょうが、ちょっとうかつな発言だったかもしれません。今年はソロデビュー５周年を記念したライブを行ったほか、８月には自身が主催したフェスも予定されていますが、どちらも全盛期に比べれば規模は小さめ。騒動によって受けたダメージからの完全復活は、まだまだでしょうね」（芸能誌記者）