■億越えは当たり前？！世界一高い新車価格をランキング！ （近年発売、公道走行可能、ワンオフモデルを除く）

あなたは世界一高い車の価格をご存知でしょうか？

世界には億越えは当たり前と言う、信じられないような新車価格の車が存在します。しかし一般の人がそんな超高額な車を実際に見る機会はほとんどないでしょう。そこで今回は、新車価格が高いランキングを20位から1位までご紹介していきます。

 

■世界一高い新車価格ランキング TOP20

【世界一高い新車ランキング20位】マクラーレン・セナ

「マクラーレン・セナ」はイギリスのレーシングチームのロードカー部門が2017年に発表したモデルになります。セナと言う車名は音速の貴公子として呼ばれた、伝説のF1ドライバー、「アイルトン・セナ」の名前を冠しました。

エンジンには4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力800psを発生します。トランスミッションには７速のデュアルクラッチを採用。

マクラーレン史上最強のスペックは、まさにアイルトンセナの名に恥じないモデルと言えるでしょう。世界で500台限定で生産され、販売価格は「約1億1385万円」。

 

【世界一高い新車ランキング19位】日産・GT-R50 by イタルデザイン

出典元：response

「GT-R50 by イタルデザイン」はGT-Rが誕生してから50周年を記念して何か出来ないかと言うことで、開発が進められました。

基本設計はGT-R NISMOをベースに、イタリアのイタルデザイン社が設計と生産を担当し、内装のデザインに関しては日産を行なったモデルになります。

生産台数は世界で50台とGT-Rコレクターにとって希少的な一台となりました。販売価格は「約1億1700万円」。

 

【世界一高い新車ランキング18位】アラッシュ・AF10ハイブリッド

「AF10ハイブリッド」は、イギリスのアラッシュ・モーターカンパニーが2014年に発表したハイブリッドスーパーカーになります。マシンスペックは、900psを発生する6.2リッターV型8気筒スーパーチャージャーに加え、前後に２基、合計４基のモーターを搭載。

パワーユニット全体の出力は2080psになります。ボディには軽量で強いCFRP製が採用することで加速・運動性能を向上させています。価格は「約1億5000万円」。

【世界一高い新車ランキング17位】ケンオクヤマ・コード0

「ケンオクヤマ・コード0」は、エンツォ・フェラーリの生みの親である親奥山清行が手がけたスーパーカーになります。コード0の特徴はランボルギーニアヴェンタドールをベースに、クサビ型ワンモーションデザインにあります。

他社のスーパーカーに比べるとシンプルですが、なぜか印象に残る唯一無な存在です。価格は「約1億6000万円」。

【世界一高い新車ランキング16位】SSC・トゥアタラ

出典元：webモーターマガジン

SSC（シェルビー・スーパーカーズ）はアメリカ・ワシントンに拠点を置くスーパーカーメーカー。「トゥアタラ」は2011年にコンセプトモデルが発表され、「地球上で最も速い」を目標に約7年間に渡り開発が進められたモデルになります。

パワーユニットに5.9リッターV型8気筒ツインターボエンジンは、アルコール系燃料であるE85使用時に最高出力1750psを発生します。価格は「１億7000万円」。

【世界一高い新車ランキング15位】ゼンヴォ・TS1 GT

ゼンヴォ・オートモーティヴはデンマーク初のスーパーカーメーカー。TS1 GTはゼンヴォが設立10周年を記念モデルとして発表されました。奇抜なデザインが目を引きますが、マシンスペックも負けてはいません。

エンジンに5.8リッターV型8気筒ツインスーパーチャージャーを搭載し、最高出力1175psを発生します。100km /hまでの加速は約2.8秒と驚異的な数字です。販売価格は「約1億7000万円」。

 

【世界一高い新車ランキング14位】ヘネシー・ヴェノムF5

「ヴェノムF5」は米国ヘネシー・パフォーマンス・エンジニアリング社が2017年にラスベガスで開催されたSEMAショーで発表したモデルになります。最大の特徴は0〜300km /hに到達する加速が10秒以下。

これはF1マシンよりも速いデータになります。この加速を作り出しているエンジンが、新開発7.4リッターV型8気筒ツインターボエンジン。最高出力は1600hpを発生しています。価格は「約１億8000万円」。

 

【世界一高い新車ランキング13位】フェラーリ・モンツァSP1/SP2

出典元：AUTOCAR　JAPAN

「モンツァSP1/SP2」は、フェラーリが限定モデル「イーコナ」と言うネーミングで発表しました。デザインは1950年のレーシングカーを彷彿とさせるクラシカルなスタイル。

ボディの素材にはSP1/SP2共にカーボン素材が採用されており、乾燥重量はシングルシーターモデルのSP１で1500kg、ツーシーターモデルのSP2で1520kgになります。エンジンはどちらも6.5リッターＶ12を採用しており、820psを発生しています。価格は「約２億円」。

関連記事：フェラーリ・812スーパーファストをベースとした限定モデル、モンツァSP1＆SP2を公開！810馬力のV12エンジンを搭載したフルオープンカー！ 【世界一高い新車ランキング12位】Wモーターズ・フェニア スーパースポーツ

「フェニア スーパースポーツ」は、中東のスーパーカーメーカーであるWモーターズがべブルビーチコンクール2016にて発表したモデルになります。同社では以前に「ライカン・ハイパースポーツ」と言うモデルを発売していました。

このモデルはダイヤモンドなどの装飾を使用していたため4億円以上の価格でしたが、フェニアスーパースポーツではこれらの装飾を採用しておらず価格を抑えてあります。価格は「約2億円」。

 

【世界一高い新車ランキング11位】ケーニグゼグ・レゲーラ

「レゲーラ」は2016年のジュネーブモーターショーで発表され1年で僅か2台の生産となった希少価値の高いモデル。最大の特徴はプラグインハイブリッドのスーパーカーと言うことです。

5.0リッターＶ8ツインターボエンジン単体で1100ps、さらに高出力モーターを組み合わせることによって1500psを発生します。希少性もさることながら高性能な1台と言えます。販売価格は「約2億1800万円」。

 

【世界一高い新車ランキング10位】ランボルギーニ・チェンテナリオ ロードスター

出典元：GQ

ランボルギーニが2016年に発表したクーペモデルに「チェンテナリオ」がありました。その半年後に発売されたモデルが、ロードスター版の「チェンテナリオロードスター」になります。

アヴェンタドールＳをベースモデルとし、カーボン製のモノコックボディを基本にパネル全てにもカーボンが採用されています。ベースモデルのアヴェンタドールＳと比べ、55kgの軽量化に成功し、乾燥重量1570kg。世界で20台限定、販売価格は「約2億3000万円」。

 

【世界一高い新車ランキング9位】ケーニグゼグ・アゲーラRSR

ケーニグゼグはスウェーデンで設立さらたスーパーカーメーカーです。2005年に発表された同社の「CCR」が市販車のギネス記録を388km /hで塗り替えたことにより、世界の注目を集めました。

全モデルハンドメイドで作られているため年間の生産台数が少なく希少性が高いことも有名です。

そんなケーニグゼグが日本専用モデルとして、3台限定発売したモデルが「アゲーラRSＲ」になります。エンジンは5.0リッターＶ８ツインター、最高出力1160hpを発生し、ミッションには７速ATを搭載。販売価格は「約2億8000万円」になります。

 

【世界一高い新車ランキング8位】ブガティ・シロン

出典元：webCG

ブガティはフランスを拠点にスーパーカーの製造をしているメーカーで、豪華な内外装と高性能を兼ね備えたモデル「ヴェイロン」が有名です。

「シロン」はヴェイロンの後継車として発表されたモデルになります。

エンジンにはヴェイロンと同じ８リッターW型16気筒クアッドターボエンジンを採用しており、最大出力1500psと世界一のハイパワーエンジンを搭載したスーパーカーです。販売価格は「約3億円」。購入審査があると言う噂もあります。

 

【世界一高い新車ランキング7位】パガーニ・ウアイラBC

パガーニ・ウアイラBCはイタリアを代表するスーパーカーメーカーのパガーニが、2016年スイスで行われたジュネーブモーターショーで発表したモデルになります。

パガーニは2010年にウアイラを生産していました。ウアイラBCは、ウアイラをさらにパワーアップしたモデルになります。

車名の最後のBCは、パガーニ最初の顧客である資産家、故ベニー・ケイオラのイニシャルからとっています。販売価格は「約2億8000万円」になります。

【世界一高い新車ランキング6位】リマック・C_Two

出典元：webモーターマガジン

よほどスーパーカーに興味がある人でない限り、「リマック・C_Two」を知る人は少ないでしょう。日本では見かけることは稀です。そんなリマックですが、EVスーパーカー元祖のメーカーです。

電気自動車で有名なテスラーと同等以上の性能を有しており、リマック・C_Twoの販売価格は「2億円以上」となります。

【世界一高い新車ランキング5位】アストンマーティン・ヴァルキリー

「ヴァルキリー」は空力効率を追求したデザインと、パワーウェイトレシオ「１：１」にすることで今までに味わったこのないドライブフィーリングを実現。

自然吸気6.5LV 12気筒エンジンは1000psを生み出し、車重は1000kgとなっています。

販売価格は超高額の「3億円以上」が予定されているにも関わらず、150台の先行受注では既に完売。発売前から手に入れることができないスーパーカーとなりました。

【世界一高い新車ランキング4位】アポロ・IE

アポロの代表ノーマン・チョイ氏の理想を具現化したハイパーカー、それがIE（インテンサ・エモツィオーネ）になります。ノーマン・チョイ氏は世界のハイパーカーを全て所有していると言われる程のハイパーカー好きです。

過激なデザインですが、エンジンは自然吸気6.3LV12エンジンが採用され、馬力は780ps。9000回転まで回る高回転型エンジンとなっています。

これには、単純な速さよりも運転する楽しさ、バランスを重視した結果と言えます。販売価格は約3億円、１０台限定生産。

【世界一高い新車ランキング3位】フェラーリ・ラ フェラーリ アぺルタ

出典元：GQ

「ラ フェラーリ アぺルタ」は、フェラーリ初のハイブリットカーらフェラーリのオープンモデルになります。

脱着式のルーフが採用されており、カーボン製とファブリック製の２種類が用意されました。カーボン製のルーフの場合、2億4000万円プラスになり「4億円」の車両価格になります。

 

【世界一高い新車ランキング2位】ランボルギーニ・ヴェネーノロードスター

出典元：response

2013年にランボルギーニの創業50周年を記念して発表されたモデル「ヴェネーノ」。

世界で限定３台が生産され、販売価格は４億円以上となりました。クーペモデルのヴェネーノをロードスター版にしたモデルが「ヴェネーノロードスター」になります。

専用のボディやカーボンを多用した特別なモデルとして世界で限定9台の生産。価格は「4億4000万円」になり、ランボルギーの中でも最も高価で希少性の高いスーパーカーの一つです。

 

【世界一高い新車ランキング1位】ブガティ・ディーヴォ

出典元：response

公道を走れる世界最速のスーパーカーをコンセプトに開発が進められた「ブガティ・ディーヴォ」。

日本円にして「6億円以上」の価格になります。超高額にも関わらず、発表と同時に完売してしまったので、世に出回ることのなかった幻の車です。

関連記事：6億円超えのスーパーカー、ブガッティ・ディーヴォ発表！1500馬力のシロンをベースにした限定40台のスペシャルモデル、最高速は380㎞/h！