比嘉愛未に山口智子『なつぞら』東京編の最注目キャストは?

日刊大衆

比嘉愛未に山口智子『なつぞら』東京編の最注目キャストは?

 連続テレビ小説なつぞら』はついに十勝編が終わり、ヒロインなつ(広瀬すず/20)が上京して新章に突入した。今作は朝ドラ100作目ということで、豪華な出演陣が放送開始前から注目を浴びていたが、今週から始まった東京編もキャストが豪華だ。ここで5月17日の放送を振り返って、新章の注目キャストをチェックしたい。

 アニメーターになるという夢をかなえるため上京したい、という本心を家族に告げたなつ。ついに泰樹(草刈正雄/66)も東京行きを認め、なつはすぐに天陽(吉沢亮/25)にこれを報告する。天陽も一緒に喜んでくれたのだが、なつの上京は天陽との別れも意味していた……。

 天陽となつ、2人の淡い恋心が今後どうなるのか注目だが、この放送回の次週予告では、東京・新宿編の豪華キャストの姿が映り、あらためてその豪華さに驚かされた。北海道編でも、なつの育ての母、柴田富士子役に朝ドラ『ひまわり』の松嶋菜々子(45)、天陽の母役で『おしん』の小林綾子(46)など過去の朝ドラヒロインが登場していたが、さらに東京編では朝ドラヒロインが続々と登場するのだ。

 では、一気に歴代ヒロインのキャスティングをまとめてみよう。雪次郎(山田裕貴/28)が修行する「川村屋」のオーナー、前島光子役に『どんど晴れ』の比嘉愛未(32)、おでん店「風車」のおかみ、岸川亜矢美役に『純ちゃんの応援歌』以来30年ぶりの朝ドラ出演となる山口智子(54)、なつの先輩アニメーター、大沢麻子役に『ちりとてちん』の貫地谷しほり(33)。3人とも過去の人気作でヒロインを務めただけでなく、今も第一線で活躍する人気女優だ。それぞれ大きな役どころを演じるだけに、どんな演技をしてくれるかに注目したい。

 それでも最近、朝ドラにハマったファンの中には、この名女優たちの朝ドラを知らない人も多いだろう。実は『なつぞら』には最近の朝ドラで注目された俳優たちも登場しているので、近年のファンはコチラに注目してみてはどうだろう。

■『あさが来た』『ひよっこ』のあの人も!

 まず最初に名前を挙げたいのはなつの東京での幼なじみ、信哉役の工藤阿須加(27)だ。彼は2015年下半期『あさが来た』でヒロインの娘と恋に落ちる東柳啓介役に抜擢され、話題になった。以後もたくさんのドラマで活躍し若手の注目株に急成長。朝ドラ凱旋ですてきな演技を披露してくれることに、期待したい。

 ほかにもクラブ「メランコリー」の歌手、戸田恵子は2015年上半期『まれ』のナレーションを担当していた。さらにちょっとマニアックだが、「川村屋」の調理長、杉本平助の姿を見てピンと来た人もいるかも。杉本役の陰山泰(63)は、2017年上半期『ひよっこ』で乙女寮の料理人として登場していたのだ。これら最近の作品のファンなら、懐かしさを感じる瞬間があるだろう。

 古くからの朝ドラファンにも、最近、朝ドラを好きになったという人にも見どころたっぷりの『なつぞら』。東京編に入り、いよいよ目が離せなくなってきた!(朝ドラ批評家・半澤則吉)

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