「物欲がない」ことが危険な理由 (2/3ページ)
つまり、本来は物欲がなくなったのではないのです。これはいい精神状態とはいえません。
特に物欲だけではなく、以前は楽しいと思えたことが楽しく感じられなくなったなど、ほかのことにも無気力になっている場合は要注意です。
◇4.物に価値を感じない
物質的な満足よりも精神的な満足を求めている状態ですが、これは1で挙げた「満足」とは異なります。
1の満足とは、自分の人生における「物質」と「精神」の満足度のバランスがとれている状態です。
一方で、この場合は精神世界の充足を過度に求めすぎている結果、物質に価値を感じなくなっているという状態。
たとえば大切な人を失った際など、喪失体験によって「あの人がいればほかに何もいらない」といった感情になるなど、一時的に物質よりも精神的な満足を求める状態になることは自然な感情です。
しかし、その感情が何年も続いて日常生活が困難になったり、借金をしたり、他人に迷惑をかけてまでも精神世界にのめり込むようでは問題です。
■物欲がない。よくない精神状態のときはどうすればいい?
◇1.口癖を見直す
口癖といっても実際に言葉に出す口癖だけではなく、考え方の癖も見直してみましょう。
「どうせ無理」「やっても意味ない」「私なんて……」といったネガティブな口癖はありませんか?
心あたりのある方は、そうした口癖に対して自分に禁止令を出しましょう。
考えそうになったら行動するように心がけましょう。
行動第一主義にすると、思考はあとから修正されていきます。
◇2.不要なものは捨てる
物欲がなくなったのは、不要なものが身の回りにあふれていて、ごちゃごちゃしているだけという場合があります。
いくら多くの物質に囲まれているという状態であっても、それが自分にとって愛着がわかないものであれば、精神的な満足にはつながりません。
それどころか逆効果になることもあります。