記念日に手書きの手紙をおすすめする理由 (2/4ページ)
彼女は自分の生い立ちから今日までのことを、小学校時代、中学時代……と、まるで結婚式のメモリーアルバムであるかのように、歴史を長々と綴ってきたのです。
その手紙には「こんな私でもよければつきあってください」という意味があったらしいのですが、男性はかなり重く感じてしまい、結局、返事を出せませんでした。
一般的に、女性は自分の気持ちや状況を、相手にすべて伝えたがる傾向があり、伝え終わると、「あー、すっきり!」と自己満足してしまいがちです。でも、それを受け取る男性からすると、彼女の人生を自分が背負うような感じがして、かなりヘビーに感じるそうです。
◇行数が短ければ短いほどいい
手紙は長く書けば書くほど想いの深さが伝わるもの、というのは大きな誤解です。
受け取った男性にとっては、「これ……全部読み終わるまでに何分かかるだろう」と、重荷になってしまうことも。1周年記念だからと、「あんなこともあったね、こんなこともあったね」と2人の歴史をあれこれ綴りたくなるかもしれませんが、長すぎるものはおすすめできません。
“長すぎる”というのは、読むのに3分以上費やすようなタイプのものです。妥当な長さは、文字数でいえば、1000字程度。理想は、200字以内だと思います。
また、熱烈な言葉を並べたてるラブレターよりは、シンプルで、さりげないかたちで愛情を伝えるものがおすすめです。私がいい手紙だなと感心したものは「この1年で2人が一緒に食べたもの」を並べたものでした。
◇心を打つ、ほっこりエピソードで綴る手紙
初めてのデートで食べたイチゴケーキ、とてもおいしかったね。 一緒に出かけた海で食べたお刺身、すごく新鮮だったよね。 クリスマスにがんばって作ったチキン料理を、ほめてくれてありがとう。 この1年、おいしいものを一緒にたくさん食べたね。 これからも、いろいろ食べようね。
短いけれど、彼はとても喜んでくれたそうです。
2人にしかわからない共通の思い出がたくさんできたということに気づかされる、それでいて気持ちを押しつけすぎていない、こういう手紙が相手を感動させるのだと思います。