『ヤバいバル』で大炎上!遠山茜子独占告白「放送後泣いちゃいました」

日刊大衆

遠山茜子
遠山茜子

 この4月より、テレビ朝日の月曜『ネオバラエティ』枠でスタートした『陸海空 こんなところでヤバいバル』。

 同番組は、毎週火曜日23時15分から放送された『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』(2017年4月~9月)、毎週土曜20時のゴールデン枠で放送された『陸海空 地球征服するなんて』(2017年10月~2019年3月)に続く番組で、この4月から再び深夜枠での放送がスタートした。

 その第2弾として、4月15日から5月27日の約2か月間にわたって、「美女10人が10日間、山奥の廃墟でサバイバル生活をして合計体重10キロ太れるのか!?」という企画が放送された。

 アイドルやモデルとして活動する美人芸能人10人が10日間、山中に隔離され、サバイバル生活を送り、10人合計で10キロ太ることができれば100万円を獲得できるという内容で、「深夜時代の過激なノリが戻ってきた」「興味深い番組」と、視聴者から好評を得ていた。

 5月20日の放送回では、サバイバル生活7日目、女同士の激しいバトルが勃発。参加タレントたちは、「投げやりチーム」と「前向きチーム」の真っ二つに分かれ、皆から「ガッツマン」と呼ばれ、前向きチームで頑張る脇田恵子(26)、高見奈央(22)、鉢嶺杏奈(29)が、冷たい川に入って魚を捕ろうとひたむきに努力する姿が映し出された。

 一方で、「投げやりチーム」の元AKB48西野未姫(20)とモデルの遠山茜子(21)らは、頑張る脇田に対して「話つまんないじゃん。全然盛り上がらない」「一生会わねぇよ!」など言って盛り上がる姿が放送された。

 そんな彼女たちに対し、すぐにネットでは視聴者から、「2人ともさすがに言いすぎでは?」「脇田さんがかわいそう」「久しぶりにドン引き」という批判の声が上がった。女同士のリアルな足の引っ張り合いが放送され、西野と遠山のSNSが炎上する騒ぎにまで発展した同企画。

 そんな、大炎上中の張本人である遠山茜子さんが、『日刊大衆』の独占取材に応じてくれた。

インタビューに応じてくれたモデルの遠山茜子さん

■「放送後に1回泣いちゃいました…」

――『ヤバいバル』に出演してみて周囲の反応はどうでしたか?

 最初は友達も「見てるよー」ってLINEくれてたんですけど、サバイバル生活3日目ぐらいから、「茜子、ヤバい」みたいな(笑)。

 インスタやツイッターも、今まではコメントがついても10件とか多くても20件くらいだったのに、番組が進むにつれて、ヤバいときには200件ぐらいコメントが書き込まれるようになりました。それも「遠山なんにもしないクセに文句ばっか言ってんじゃねーよ」「お前テレビから消えろ、干されろ」とかばかり……。

――SNSが炎上したり、アンチが増えてしまったことに対しては、率直にどういう気持ちですか?

 今なら、炎上したのはよく分かります。今回『ヤバいバル』の放送と同時に10人全員で集まって、放送を見ながらあれこれ言う番組をYouTubeで生配信をしていたんですが、生配信のとき、サバイバルでの自分の言動を改めて見ると、頑張っている3人に対して、こいつヤバいこと言ってるなぁ……って思いましたもん。

――キツい書き込みを見てどうでしたか?

 最初はヘコみました。でもヘコめばヘコむほど自分がツラいじゃないですか。だからそれをプラスに考えようって。「コメントしてくれてありがとうございます」って書き込んだり。

 でも、生配信の放送後に1回泣いちゃいました……。YouTubeにもコメントが書き込まれるじゃないですか。それも見ないようにしてたんですけど、「消えろ」みたいなヒドいコメントが書かれていて……。生配信している最中に、それを見ちゃうと一番ツラかったですね。その後、泣いちゃったんです。

――たしかに生配信中、けっこう不安そうな顔していましたよね?

 バレてましたか(笑)。すぐ顔に出ちゃうから。どんな立場でいればいいんだろう、って思ってましたね。

――でも、生配信では10人全員仲良さそうでしたよね。

 そうなんです! 楽屋でもみんなでワーワー騒いでましたよ(笑)。

生配信の後に泣いちゃいました……

――今回の大炎上では、遠野さんのウィキペディアも書き換えられたそうですね。

 そうなんです。5月27日のサバイバル生活最終日がオンエアされた後、ウィキペディアのスクリーンショットが送られてきたんです……。そこには、「ヤバイバルに出演し、周りの文句を言い、アンチを増やし、芸能活動に終止符を打つかたちになった」「事務所から解雇処分を受けた」とか書かれていました。怖いなあと。

――街で声をかけられることはありましたか?

 声はかけられなかったですが、「目が合ってる? バレてる?」って思うときは何回かありました。特に30~40代ぐらいのサラリーマンの人とかですね。実は、アンチの人は男性が多かったんです。逆に、見てくれた女性の方からは、「あれだけ女が集団でいると、こういう流れができるよね」って言ってもらえたこともありました。

――サバイバル生活のときのことを伺いたいのですが、遠山さんは西野さんとともに「投げやりチーム」の筆頭になっている印象でしたよね。

 そうですよね……。でも、最初はやる気満々だったんです。事前に「お風呂はないんですが、川に入りたい人は水着持ってきてください」って言われていたので、私、水着を8着も持って行っていたんです。「魚もいるし、食材ゲットできるよ」と聞いていたので、「絶対魚捕るぞ!」っていう気持ちだったんですけど、現地に行ったら何にもいないし、水は凍るほど冷たいし……。

――どのあたりで魚を捕ることを諦めたんですか?

 1日目から諦めてました(笑)。川に全然、魚の影がなかったんですよ。1日目に“家チーム”と“ご飯チーム”に別れて、私はご飯チームで魚を捕るはずだったんですけど、1日中歩き回っても魚がまったくいないんですよね……。その日に「もう魚は食べられない」って思いましたね。

――番組で何が一番ツラかったですか?

 寒さです! 私はとにかく寒いのが耐えられないんです。東京にいても冬は家から出たくないってくらいで、寒くてイラってしちゃうこともあるぐらいなんです。現地はマイナス2度で、私には無理でしたね。川の水も冷たすぎてとても入れないし……。

――他の参加者の方も寒さが一番キツかったんでしょうか?

 寒さと、当然、ご飯が食べられないこと。あと、スギ花粉ですね。花粉症の子何人かが、鼻水が止まらなくて、鼻の下がカピカピになっていました。あれは本当にツラそうでした。みんな本当に極限状態でしたね。時計もないので、何時なのかも分からないんです。だから朝日が出たら起きて、太陽が沈んだら寝る。夜8時には寝ていましたね(笑)。

――途中から遠山さんはあまり動かなくなりましたよね?

 カロリーを蓄えようという思いもあったんですが、動くのが嫌になってましたね、“魚チーム”以外の人は。正直、「“魚チーム”の人はなんであそこまでできるんだろう?」って思っていました。生配信のときに“魚チーム”の頑張りを見て、改めてそのスゴさが分かりました。私たち何にしてんだって。「日向ぼっこしよう」とか言ってましたからね。最悪ですね(笑)。

「寒さが何より嫌でした」

■炎上のきっかけとなった「7日目の雰囲気」

――7日目に、「投げやりチーム」が集まって不満が爆発しましたよね。そのとき現場はどういう雰囲気だったんですか?

(脇田さんへの)悪口というより、(西野)未姫ちゃんのトークに爆笑していたんですよね。未姫ちゃんの動きとかギャグに笑っちゃったんですよね。

――7日目のときは、全体的に煮詰まっている感じがしました。

 そうなんです。最初のほうは、「山菜採りに行こう」とか「何かをしよう」っていうのがあったんですが、7日目になるともう「やることやりつくした感」がありましたね。もうできることがないと思える感じでした。

――そのシーンが流れたときの生配信の現場はどういう雰囲気でした?

 いつもより暗~いムードがありましたね。「投げやりチーム」は、「前向きチーム」の3人に対して、申し訳ないなぁ、ヤバいこと言ってるなぁっていう……。

 正直、『ヤバいバル』を見た視聴者の方々が怒る気持ちが分かりました。私も視聴者だったら言いたくなりますもん。自分でも文句を書き込みたくなるなって思うくらいヤバかったです。オンエア見て、自分の「いいな」と思うところがひとつもなかったですね……。

「『ヤバいバル』の視聴者だったら自分に怒るのも分かる」と語る

――サバイバルでの楽しかった思い出はありますか?

 たしかにバチバチな対立もありましたけど、基本的には仲良かったと思いますよ。夕ご飯食べてから寝るまでに2~3時間ぐらいあるんですよ。その間は、寒いから全員でたき火の周りいるしかなかったんですよ。そこでは、恋愛話とかとてもオンエアできないような話をして、みんな爆笑しっぱなしでした。ほぼ初めて会った人も多いのに「ここまで話す?」っていうぐらい、素を出し合って盛り上がっていました。1日の楽しみはそこ、ってくらい楽しかったんですよ。

――10日で10キロ太るという目標は達成できませんでしたが、みんなでラストスパートしていましたね。

 コケを食べて(笑)、残っている物資も全部食べて、みんなで2リットルのペットボトルの水をガブガブ飲んで……トイレも我慢して体重測定に臨みましたね。最後はみんなが、目標達成のためにガムシャラに飲んだり食べたりして、一致団結していました。

――今もコケは食べられますか?(サバイバル終盤、食料がなくなった際、サバイバル参加者は、川原などに生えていたコケを採取して食べた)

 うーん……でも、ちゃんと洗って、調理したら食べられると思います。サバイバルのときもやりましたけど、カリカリに揚げてマヨネーズをつけるとおいしんですよ(笑)。

――終了後に、スタッフから缶コーヒーが配られていましたね。

 本っ当に嬉しかったですね! 5日目ぐらいからみんな「スタバ行きたい」「カフェインほしい……」って言ってたんです。缶コーヒーが出てきたときは「厳しかったスタッフさんも人間なんだな……」って思いました(笑)。

 そのあとカメラが止まると、みんな「キャー! 終わったー!」って叫んでました(笑)。10日間、携帯が使えなかった分、帰りのバスの中ではスマホで写真撮りまくってましたね。みんなでLINEグループ作ったりも。ただ、たき火の臭いと、お風呂入ってなかった体臭の臭いとで、バスの中は相当臭かったですね(笑)。

――それから時間が経って、YouTubeの生配信で再会したときはどうでした?

 みんなの私服を見るのも、メイクしているのを見るのも初めてだったんで、「あっ、みんなオシャレしてる」「みんな全然かわいいい~」って思いましたね(笑)。生配信のときはもう派閥みたいなのもなくて、みんなで「打ち上げ行こうね」とかも話したりしました。27日に最後の生配信が終わったので、これからみんなで行きたいです。

――とにもかくにも『ヤバいバル』お疲れさまでした。今は、10人が仲が良いというのを聞いて安心しました。今後はどういった芸能活動をやっていきたいですか?

 テレビが一番やりたいんです。同世代ですが、藤田ニコルちゃん(21)はスゴいなぁって思います。ニコルちゃんみたいにモデルをやりつつバラエティ番組にも出演していけたら嬉しいです。私は人から、人懐っこいねと言われるんですが、たしかに人見知りはまったくしないんです。どんどん相手の懐に飛び込んでいって、気に入ってもらえるよう頑張っていきたいです。

――特技とかってあるんですか?

 実は料理が得意なんです。カフェのご飯みたいなのも作りますが、和食も得意。サッとおひたしとかも作りますよ~。

――コケのおひたしも?

 いいですね(笑)。今度作ってみようかな。おいしくなかったら、オリーブオイルで揚げてマヨネーズかけたら大丈夫ですからね(笑)。

本音を語ってくれた遠山茜子さん

遠山茜子(とおやま・あかね)
1998年1月6日生、愛知県出身。『週刊プレイボーイギャルオーディション2016』グランプリ受賞。その後、ファッション誌『JELLY』の専属モデルを務めた。

ツイッター https://twitter.com/akane_016

インスタグラム https://www.instagram.com/akane_016t/

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