「山王」様はどこにいる?バス停に残された地名から郷土の歴史を発見する楽しさ! (2/3ページ)

Japaaan

田谷の御霊神社

鳥居をくぐって参拝すると、その社殿の脇に鎮座している二基の石碑が目につき、そこには「天照皇大神(神明社)」と共に「日枝社(神社)」の文字が刻まれているではありませんか。

おや?境内の奥に石碑が……

(そうだった、合祀されていた可能性を忘れていた!)

ここには過去何度か参拝しているのに、今日まで石碑の存在に気づかなかったとは、実に迂闊でした。

合祀された神明社と日枝社。

社殿に置いてあった由緒書きのチラシによれば、神明社と日枝社は大正十二1923年に御霊神社が村社に昇格した際に近郷から合祀されたそうです。

しかし、神社が移転した後も古くから親しまれてきた山王様は地名として残り、今でもバス停の名前として暮らしの中に息づいているのでした。

まとめ

日本全国、名前のついていない土地は(たぶん)存在しませんが、土地の名前をそこにいる誰もがはっきりと眼にできる機会は、バス停や電柱など、意外に少ないもの。

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