アートの域に達したドイツの棺と機能性を追求する日本の棺 (2/2ページ)

心に残る家族葬

高度な印刷技術により、リアルな木目調が施されるため高級感があり傷もつきにくく、しかも経済的な点が人気の理由だ。

同じく注目されているのが、ダンボール製のエコ棺である。火葬の際の二酸化炭素排出量を考慮したダンボール棺は、ダンボールとは言えしっかりとした強化ダンボール製で、表面には布を貼るため、強度、見た目ともに合板製となんら変わりはない。紙製と言うことで抵抗感を持つ人も多かったが、葬儀の多様化により最近では需要が増加している。

そして、通夜などの儀式を省いた直葬を選ぶ人たちにとって役立っているのが、アマゾンでも変える組み立て式の棺である。数分で組み立て可能なうえに見た目も美しく布団も付いている。しかも非常に経済的だ。アマゾンのコメント欄を見ると「とても助かった」という購入者の声が多く寄せられている。

■究極のマイ棺桶はDIY棺

デザイン的にも機能的にも納得の行く棺桶を手に入れられるのが、自力で作るDIY棺だ。ニュージーランドでは、生前から自分の棺桶を製作する高齢者のクラブ「コフィンクラブ」が人気を集めている。

このクラブでは、自分用以外にもチャリティー用の棺作りなどにも取り組んでいるため、棺を作りながら多くの人と交流し、社会にも貢献できる点が人気の理由となっている。そして、DIY棺はいよいよ日本にも上陸し、人気の兆しが見え始めている。この先、棺だけでなく葬儀もDIYする日が訪れるのも、そう遠くはないのかも知れない。

「アートの域に達したドイツの棺と機能性を追求する日本の棺」のページです。デイリーニュースオンラインは、海外などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る