サバ水煮缶でダイエットも!「食べていい缶詰、ダメな缶詰」 (2/2ページ)
そして、このGLP-1を増やすEPAが多く含まれているのがサバなんです」
一般的な食材でEPAがサバに次いで多いのがイクラ、その次がマグロのトロ。イクラもトロも値が張るが、サバの水煮缶は100円前後で売られていることもあり、比較的安価だ。「大根おろしを乗せて、ポン酢をかけるなど、ひと手間かけるのもオススメ。カレーに入れたり、味噌汁に入れてもいい。サバと一緒に水煮缶の汁ごと炊飯器に入れて、炊き込みご飯にしてもおいしいですよ」(グルメライター)
だが、サバの水煮缶ばかりでは飽きる。そんなときにはDHA、EPAが豊富な同じ青魚のイワシ、サンマの缶詰で変化をつけよう。「私も実際に食べていますが、これらの魚にスライスしたタマネギを混ぜると、ご飯のおかずにも酒の肴にも実に合う。水煮缶だと醤油を少々垂らすだけでもいい。これなら一人暮らしの不精な方でも、飽きることなく今日から始められるでしょう」(田沢氏)
■タイカレーやミックスビーンズ、トマト缶もオススメ
その他に田沢氏がやはりダイエット効果があるとして挙げるのが「ミックスビーンズ」。複数の豆が入っているのがポイントだという。「豆の種類によって効能が微妙に異なる。その相乗効果がいいんです。豆類の食物繊維の多さは野菜の中でトップクラス。そして、この豆の植物繊維は水に溶けにくいので、少量で満足感が得られるからダイエットにもってこいなんです」
水煮とドライパックのものがあるが、田沢氏は後者を推す。「水に浸かっていない分、豆本来のうまみ、風味が水に溶け出すことなく、おいしく食べられます」
また、強力な抗酸化作用のあるリコピンが豊富な健康食材のトマトも、生より缶詰に使われる加工用トマトのほうが、ミネラル、ビタミンがより多く含まれている。桃の缶詰は、生よりもビタミンCが多く含まれているのだ。
他に、田沢氏が注目するのが、いなば食品が発売しているタイカレーの缶詰。「100円前後の格安で、味は本格派。しかも200キロカロリーほどと低カロリーなうえに、種類も豊富で飽きない。カレー粉には漢方薬で使われているスパイス成分が入っています」
ご当地グルメの缶詰を食べ比べる缶詰ファンも増えつつあり、全国各地の缶詰を集めて酒のつまみに出す「缶詰バー」も各地に登場し、活況を呈している。
一方、気をつけなければいけない缶詰もある。「濃い味つけのしてある缶詰は、避けたほうがいいでしょう。食べ過ぎると塩分過多や、カロリーの摂りすぎになることも。おつまみ系の缶詰は、少量でカロリーの高いものもあるので、成分表示をよく読んで利用しましょう」(栄養士)
安くておいしい缶詰。ぜひ健康維持に活用したい!