エナドリじゃないレッドブルを飲みくらべ 『ORGANICS by Red Bull(オーガニックス・バイ・レッドブル)シンプリーコーラ/ビターレモン/ジンジャーエール』! (2/4ページ)
■『ORGANICS by Red Bull シンプリーコーラ』
ジンジャー、バニラ、ガランガル(ショウガ科の植物)、シナモン、ナツメグ、クローブなどのスパイスに、レモン、ライム、オレンジのシトラス風味を加えた、独自の味仕立てのコーラである。一番パッケージがレッドブルイメージに近い。
1本につき97.5kcal、糖質23gで食塩相当量はゼロ。通常使われている健康面で問題を起こしがちな果糖ぶどう糖液糖を使用せずに、砂糖を使用しているところがまず、いい。この果糖ぶどう糖液糖は工業生産される安価な甘味料で、あまりに甘すぎるところから、炭酸飲料に使用される場合は中和するための酸味料を同時に添加することの多いもの。
爽やかな甘みと形容されることが多いが、これが人の血糖値を急上昇させる厄介な甘みで、肥満に直結すると言われている。まだ自然に近い砂糖の方がマシというのが、近年の潮流だ。
プルタブを落として香りを嗅ぐと、不思議。有機カラメルを使用して、コーラ感も一応あるのだが、シトラス臭が強めなので撹乱させられる。飲んでみるとレモンコーラ的なニュアンスの甘さ控えめな爽やかな味わい。確かにオーガニック食品的なシンプルな味わいで、コーラから毒気を抜いたような自然派の味わいを楽しめた。