伝説の「放送事故」50年の再現VTR<生放送パニック篇>沢尻エリカ「別に…」発言の前日にも… (2/2ページ)
司会の中山秀征(51)が視聴者からの質問と前置きして『沢尻会は本当にあるんですか?』の問いに『ないです』と、鋭いまなざしで一蹴。『弱点は何ですか?』の質問には『あっても教えません』と、さらに不機嫌な顔で答えていました」(織田氏)
中山はこの日のことを、「目線すら合わせてくれなかった」と持ちネタにしている。
生放送で集団パニックが起きたケースを2つ続けよう。まず、今からちょうど50年前、69年8月21日に起きた「テレビナイトショー」(フジ系)の大惨事。この日は名古屋の栄公園での公開収録だったが、目立ちたい若者が5000人も集結。仮設舞台の上でケンカも始まって、異様な雰囲気に包まれる。
ゲストで歌うはずだった、デビューしたばかりの由紀さおり(70)は、パトカーで会場から避難するものものしさであった。
85年10月17日、「ザ・ベストテン」(TBS系)の400回記念特番が静岡・日本平で公開生中継となった。ここに「とんねるず」の2人が神輿に乗って駆けつけるはずが、興奮した観客が殺到。衣装を引っ張るなどのカオス状態となる。
ステージに立った石橋貴明(57)の怒りは収まらず、ファンに向かって、
「ふざけんじゃねえぞ、この野郎!」
「てめえら、最低だ!」
歌よりも絶叫に終始したのだ。