地球外生命はスパゲッティのような姿をしている説(米研究) (3/3ページ)

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・脅威のインパクトに勝てる気がまったくしない、「チューブワーム(熱水ワーム)」の新たなる画像が公開される


Alien Monsters of the deep, Feb 20, 2012.mp4

・宇宙に残される生命の痕跡

 こうした微生物はやがて岩石の物理的・化学的構成を変化せて、目印となる生体指標を残す。

 つまり、岩石に”埋葬”され、炭酸カルシウムの結晶に覆われ、トラバーチン(水に溶けた石灰質が石灰華となって沈殿したもの)を残すのだ。

 宇宙の極限環境に潜む生命も、このスパゲッティのような微生物に似た生体指標を残すかもしれない。しかもこれならば、仮にその生命が数千年前に死に絶えてしまっていたとしても、痕跡が残されていると期待できる。

 したがって地球外生命を発見したいなら、こうした生体指標を捜索するべきだということになる。

 もっと宇宙人っぽい地球外生命に会いたい人は失望しただろうか。だが科学の進歩とは世の中に劇的なパラダイムシフトを起こすものだ。宇宙人のイメージがスパゲッティになる――これもまたそのパラダイムシフトなのかもしれない。

References:NASA says extraterrestrial life probably looks like...pasta?! | Ancient Code/ written by hiroching / edited by parumo
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