ほめて、認めて~! 承認欲求が強すぎる人の対処法 (2/4ページ)
「意見を言うときに、みんなに反対されないかと気になる」「不愉快な表情をされると、あわてて相手の機嫌をとる」というような人は、拒否回避欲求が強いタイプとされています。
おもしろいことに、後者の“拒否回避欲求が強い”人の場合、周りの人から評価される場面になると、たとえその評価が肯定的なものであっても、照れくさくなったりして、必ずしも心地のよいポジティブな感情にはならない、ということがわかっています。
◇現代の承認欲求は、さらに複雑
これらのマズローの承認欲求や、「賞賛獲得欲求」と「拒否回避欲求」という考え方は、今でも十分に通用するものですが、もしかしたら現代の承認欲求を説明するのには、これでは限界があるかもしれません。
というのも、承認欲求それ自体は広く人間が持つ欲求として、昔から存在していましたが、それを満たすことは簡単なことではありませんでした。たとえ満たせたとしても、せいぜい家族や友人、会社の同僚など、自分が現実に生活している範囲のなかだけのことだけでした。
ところが現代では、TwitterやInstagramなどのSNSを舞台に、一般人でも芸能人やセレブリティなどの有名人と同じ規模で認めてもらえるチャンスが広がったわけです。つまり、リアルの世界で認めてもらうだけでは満足できないというのが、今の時代の承認欲求の姿なのかもしれません。
■“なぜ承認欲求が強くなってしまうのか”の仮説
誰もがもっている承認欲求ですが、それが強めの人が身近にいると、めんどくさいな~と感じてしまうことがあるでしょう。なぜ承認欲求は肥大してしまうのでしょうか。
◇“承認される基準”があいまい
昔であれば、人から認めてもらうための条件は、ごくシンプルでした。学歴、家柄、経済力などです。承認されるためにみんなでしているゲームが同じなので、わかりやすかったわけです。そして、勝ち負けもはっきりしていました。負けた人は、あきらめもつけやすかったのです。
ところが現代では、承認される基準があいまいです。