会社を30年続けた女性経営者が明かす“女性が起業したときに起こること” (2/3ページ)

新刊JP

■女性経営者同士のつき合い方は難しい

経営者にとって付きものの「社長同士のつき合い」。ですが、女性経営者同士のつき合いはなかなか難しいと言わざるを得ないとビューエルさん。嫉妬やねたみといった感情は男性の経営者にもありますが、女性同士だとさらに難しい問題が…。
実際、ビューエルさんは女性経営者同士のつき合いの嫌な面を多く見てきたそう。「あの人はこれがダメ、あれがダメ」と批判ばかりで、その場にいない人の悪口を言うこともあり、自身も批判に晒されたこともあると告白します。

ビューエルさんが起業をした頃は女性経営者もまだ少なく、経営や人間関係に関するアドバイスをしてくれる人もいなかったそうです。ただ、今では女性経営者も増え、そうした陰湿なやりとりも少なくなってきたとした上で、自分自身がされて嫌だったことを書くことで、自分のような思いをする人が一人でも減るように願っていると述べています。

■「働くお母さん」だからこそ達成できた育休からの復帰率100%

3人の子どもがいるビューエルさん。自身も「働くお母さん」であり、子育てについてもおおいに悩んだといい、そうした体験を踏まえて、女性が出産後も復帰し、子育てをしながら活躍できる会社を目指し、なんと産後の復帰率100%を実現しています。

例えば、産育休中も自分の業務に関連するメールを自由に確認できるため、産休明けにスムーズに仕事復帰できるほか、「子供と二人きりで家にいると落ち込みそうになったこともあるけど、仕事のやりとりを見ると、会社と自分のつながりを感じることができてうれしかった」(p.173より)という声も上がっているといいます。また、社内には子育てと仕事を両立している先輩が多く、いろいろなアドバイスをもらえる環境が整っていることも、復帰率100%を後押ししています。

他にも働く時間の融通をきかせるための様々な工夫が凝らされているといい、こうした環境が子育ての理解の共有を促し、育休明けの女性や子育て中の女性でもモチベーションを高く保てる会社の土台となっているのです。

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本書のサブタイトルは「会社を30年続けた女性経営者があなたに贈る起業家人生を軌道に乗せるための経験則」。

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