O型は血を吸われやすいは本当だった。なぜ蚊に刺されやすい人と刺されにくい人がいるのか?8つの科学的理由 (2/4ページ)

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・2. 二酸化炭素排出量

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 蚊がターゲットを発見するにあたって大切な手がかりとなるのが、人の呼吸に含まれる二酸化炭素だ。蚊は「小鰐髭」という器官を使い、50メートル先の二酸化炭素でも探知できる。

 このため、単純に呼吸の量が多い人――一般には体の大きい人ほど、蚊を引きつける。当然、大人と子供では大人の方が狙われやすい。


・3. 運動と代謝

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 もっと近い相手の場合は、汗に含まれる乳酸・尿酸・アンモニアといった化学物質や体温も獲物の場所を示す手がかりになる。

 運動をしている人は、乳酸が蓄積され、体温も上昇するため、蚊の目には目立って見える。一方、尿酸などの化学物質も蚊の目につきやすくするのだが、こちらは遺伝的な部分が大きい。


・4. 皮膚細菌の種類

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 皮膚に常在する細菌の種類や量が蚊に好かれるかどうかを左右するという研究もある。
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