天才テリー伊藤対談「ハリウッドザコシショウ」(2)リストラのあとも挫折が続いたの!? (2/2ページ)
テリー その理由は何だったの。
ザコシショウ 浅井君から「10年やったし、結婚もしているから辞めたい」と言われまして。
テリー ずっとコンビでやってきて、急にピン芸人になるのって大変だよね。
ザコシショウ そうなんですよ。そもそもピンならどんなネタをすればいいか、なんていう勘もつかめていないし。そんな状況では仕事も取ることができませんから即戦力にもなれませんし、結局、僕もナベプロを辞めることにしました。
テリー なるほど、ここもまた人生の分岐点だね。
ザコシショウ で、1人になっていろいろ考えたんですが、その時は自分だけでライブに出る勇気もなくて、「俺も芸人辞めようかな」と思ったんです。その頃、知り合いの漫画家のツテでコンビのネタを使った4コマ漫画を描いて出版社に持ち込んだんですが、編集者に「長年見てきているけど、こんなひどい漫画は初めてだ」みたいな、ものすごいダメ出しをされたんです。
テリー それはキツいね!
ザコシショウ 自分の笑いには自信がありましたから「もう芸人しかない!」と、ここであらためて決意したんですよ。ちょうどその時、今の事務所のソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)がお笑い部門を新設するというので、ネタ見せに行ったんです。
テリー 新部門だと、気も楽なんじゃないの。
ザコシショウ そうなんですよ。集まるのも他の事務所で失敗してきたヤツらばっかりだから、誰も威張るようなこともなく、実に居心地がよくて(笑)。
テリー ハハハ、芸人再生工場だ。でも、それでザコシさんがまたお笑いの道に戻れたんだから、よかったよね。