天才テリー伊藤対談「ハリウッドザコシショウ」(3)誰もやらない笑いを常に探ってます (1/2ページ)
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テリー そこから、「あらびき団」で一気にブレイクすることになるんだよね。あのへんのネタを作るきっかけは何かあったの。
ザコシショウ 同じ事務所の「バイきんぐ」と一緒にユニットライブを始めたんです。当時、彼らもまだ全然売れてない後輩だったんですが、吉本を辞めてからの経歴が僕と同じで、おもしろかったですからね。
テリー へえ、そんなことをやってたのか。
ザコシショウ その時に作った(機動戦士)ガンダムや(「キン肉マン」の)アシュラマンになりきって漫談をするネタをたまたま見たマネージャーさんから、「オーディションがあるから行ってみる?」って声をかけてもらったのが「あらびき団」だったんですよ。
テリー なんか、運命的なものを感じさせるね。
ザコシショウ はい。そのマネージャーさんと話したのもその時が初めてで、しかも僕は事務所が選んだ候補者の枠外だったんです。なのに、蓋を開けたら合格したのは僕一人だけで。
テリー あのネタ、勢いだけでやっていると思う人もいるかもしれないけれど、実はすごく観察眼がいる芸だと思うんだ。
ザコシショウ モノマネを普通にうまくやるより、オーバーに演じれば目立ちますし、その似てなさを逆手に取って他にないおもしろさを見せよう、と。とにかく何か誰もやらない笑いはないか、放送コードギリギリの、頭のおかしいラインをいつも探っている感じなんです。
テリー 全てを計算した上で演じているんだね。
ザコシショウ やみくもにはやっていないです。特に裸芸人って「浅はかな考えで脱いでいるんだろう」と言われることもあるんですが、パンツ一丁の姿にもちゃんと意味がありまして。僕は手足が短くておなかも出てるから、オーバーに動く時、体の線がちゃんと見えたほうがおもしろいんですよ。