“神編集”の「アメトーーク!」は最初から宮迫外しが可能な仕組みだった!? (2/2ページ)
これにより《今しゃべっている芸人のアップ》《リアクションを撮っている芸人のアップ》《ワチャワチャしている芸人たちの集合カット》を組み合わせることができ、宮迫を無理やりトリミングで外すことなく、番組編集が可能だったのです。そして音声については出演者全員が個別にマイクを付けているので、これまた宮迫の声を外すことが可能。つまり『アメトーーク!』は最初から、任意の出演者を画面から消し去ることができる体制になっていたわけですね」
複数のカメラによる撮影映像すべてを残しておけるのは、番組制作がデジタル化されたことで可能になったもの。デジタル化に際しては映像ソースが増えたぶん、「編集が大変になった」との声もあるが、今回のケースでは、テレ朝を助ける結果となったようだ。
(金田麻有)