３月いっぱいでＴＢＳを退社し、フリーになった宇垣美里（２８）。フリー転身とともに発売になったフォトエッセイ集『風をたべる』（集英社）も話題となった。

　バツグンの知名度ゆえ、１回１５０～２００万円という高額のギャラにもかかわらず、あちこちのイベントで引っ張りだこという宇垣。しかし、その人気に早くも陰りが見えているという。

「彼女がイベントに出演すればマスコミがこぞって詰めかけて宣伝効果も高い。しかし、フリー転身後、立て続けにイベントに出演したことで、マスコミに話す内容も似たようなものになってきているんです。６月２６日には、ストリーミングサービス会社『ＳＨＯＷＲＯＯＭ』の前田裕二社長（３２）とともに映画『ピアッシング』の宣伝イベントに登壇しましたが、記事になったのは前田社長と女優の石原さとみ（３２）がいつ結婚するのかという話題ばかり。

　前田社長の横に宇垣がいたのに、彼女に関する話題はほとんど報じられなかったんです。イベントで話した内容と、最近のラジオで話した内容がほとんど同じで、取材陣からは“また同じ話か”と飽きられ始めていますね」（広告代理店関係者）

『週刊文春』（文藝春秋）での連載がスタートし、６月１８日には『宇垣美里のオールナイトニッポン』（ニッポン放送）で単独パーソナリティに挑戦するなど、話題に事欠かないはずだが、露出が増えるにつれ、イベントで話す話題が各メディアで既出の内容であることも増えていくことが懸念される。

　宇垣の今後について、ベテラン芸能記者が彼女にアドバイスを送る。

「現在はイベントに引っ張りだこでも、このまま“ネタ切れ状態”だと各媒体に取り上げられず宣伝効果がないため、そのうちオファーはなくなるでしょう。だから、ぜひとも彼女には石田純一さん（６５）の爪の垢を煎じて飲んでほしいですね。今はそれほどでもないですが、石田さんは１０年ほど前、毎日のようにイベントに呼ばれていました。彼は、その際には毎回新しいネタを仕込んできて、取材陣に新鮮な話題を提供してくれていたんです。

　時には週刊誌に自身のスキャンダルを撮られたりなど、プライベートで身を削って、ニューストピックスを作ってきてくれていた。２００９年の東尾理子さん（４３）との結婚の前年には、深夜に東京・恵比寿の路上で泥酔し、美女と２人でごろ寝しているところを写真に撮られ、『ＦＲＩＤＡＹ』（講談社）に掲載されるということがありました。石田さんはその後の会見で“路上で寝ることもあります”と話し、取材陣の爆笑をさらったこともあります（笑）。さすがに、石田さんクラスまでに上り詰めるのは難しいと思いますが、宇垣さんはぜひ１度、石田さんに弟子入りして“イベント力”を学んでほしいですね」

　一度は不倫スキャンダルを起こし、石田の名言「不倫は文化」を宇垣の口から聞いてみたいかも!?