滝沢秀明と中居正広が共闘!? 衝撃の「ジャニーズ第二幕」体制

日刊大衆

滝沢秀明と中居正広が共闘!? 衝撃の「ジャニーズ第二幕」体制

 7月1日、ジャニーズ事務所は代表取締役社長のジャニー喜多川氏(87)が、6月18日に救急搬送され現在、入院中であることを発表した。病名は、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血だという。

 この7月1日の公式発表に先立つ6月27日に発売された『週刊文春』(文藝春秋)、『週刊新潮』(新潮社)の両誌が、ジャニー氏の体調について詳報している。

 両誌によると、ジャニー氏は6月18日に渋谷区の自宅マンションで倒れ、救急車で都内の病院に緊急搬送された。その後、滝沢秀明(37)や元SMAPの中居正広(46)をはじめ、多くのジャニーズタレントが病院に大挙して見舞いに訪れたという。

 7月1日、ソニーミュージック六本木ミュージアムで開催されるの『ARASHI EXHIBITION JOURNEY 嵐を旅する展覧会』の会見では、彼らの囲み取材が行われた。代表して答えた松本潤(35)は「1日も早く元気に回復してくれることを祈っています」と、同事務所の所属タレントとしてジャニー氏の病状に初めて言及。

 さらに「6月18日に弊社の社長、ジャニー喜多川が病院に緊急搬送されました。僕たちは翌日19日にジャニーさんのもとにお見舞いに行きました。その後も時間のある時にジャニーさんの病室に通っている」ということも明らかにした。

■ジャニーズ帝国の新体制はどうなる?

 ジャニーズなしで現在の芸能界は成立しない。そんな“ジャニーズ帝国”を作り上げたジャニー氏が重篤な状態に陥っており、今後ジャニーズ事務所はどういう体制になっていくのかにも注目が集まっている。

「新社長に就任すると言われているのは、藤島ジュリー景子氏。ジャニーさんの姉で副社長を務めるメリー喜多川氏の娘で、ジャニーさんにとっては姪に当たります。ただ、ジャニーさんのカリスマ性に引かれてジャニーズ入りしたタレントや、ジャニーさんに才能を見出されてデビューしてスターになっていったタレントばかりですから、正直、“ジュリー氏についていく”というタレントがどれだけいるか分かりませんね。“世襲”という理由でジャニーズ事務所を継がれても……と思っているタレントは少なくないでしょう。

 また、ジャニーさんはジュリー氏のマネジメント力をそれほど買ってはいなかったんです。ジュリー氏が担当するジャニーズグループはメンバーの脱退や不祥事を起こしたりで、ジャニー氏は“僕の作ったグループが壊れていく……”と嘆いていたと聞こえてきています。ジュリー氏が担当するTOKIOは昨年、山口達也(47)が脱退。ジャニーさんの肝いりでデビューしたKAT-TUNも3人が脱退、NEWSもメンバーの脱退やスキャンダル続きですからね。

 むしろ元SMAPマネージャーで、稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(44)、香取慎吾(42)とともにジャニーズ事務所を去ったI女史のほうを評価していたといいます。『週刊文春』(6月27日発売号、文藝春秋)も、ジャニーさんが“次の社長”としてI女史の名前を挙げていたと報じていましたよね。Kis-My-Ft2や山下智久(34)など、“I女史派”だと言われるタレントたちはいまだにI女史と連絡を取っているとも聞こえてきています」(ジャニーズ事務所に近い芸能プロ関係者)

 ジュリー氏が引き継ぐことになるというジャニーズ事務所だが、注目すべきは滝沢の動きだという。前出のジャニーズ事務所に近い芸能プロ関係者は続ける。

「滝沢は昨年いっぱいで芸能界を引退し、ジャニーズ事務所の子会社『ジャニーズアイランド』の社長に就任しました。しかし、ジャニーズアイランドの発行済株式の総数200株のうち、滝沢は1株も持っていない、いわゆる“お飾り社長”だと言われていました。

 一方で“ジャニーさんが引退するとき、ジャニーさんが持つジャニーズ事務所本体の株を滝沢に譲って、彼がジャニーズの新社長になるのでは?”といった話もジャニーズ周辺ではささやかれていました。実際、ジャニーさんと滝沢の関係はそれほど深い信頼関係で結ばれています。滝沢は当初、昨年で芸能界からもジャニーズからも完全に離れることを決めていたそうです。それを引き止めて“ジャニーズの改革を一緒にやろう”と言ったのがジャニーさんだそうです。ジャニーさんが滝沢に、自身が全体の約60%持つとされるジャニーズ事務所本体の株を譲る意思がある可能性は十分考えられます。ジャニーズアイランドの社長として、滝沢はJr.を売り出すために営業活動、構造改革に邁進していますし、その頑張りを目にしているJr.も多い。そして、彼らからの厚い信頼を受けていることをジャニーさんは知っていたでしょうから」

 滝沢はテレビ局やスポンサーに積極的に出向いて、ジャニーズJr.のプロフィールが載った『ジャニーズJr.名鑑』を見せながらJr.を売り込んでおり、元トップアイドルとは思えないくらい腰も低く、土下座する勢いで営業活動をしていると聞こえてきている。

■ジャニーさんの入院を知った滝沢が真っ先に連絡したのは…?

「滝沢の頑張りもあり、SixTONESやSnowManといったジャニーズJr.内グループの露出も増えてきています。Jr.にしてみれば、本体の副社長で、自分たちを売り込んでくれないジュリー氏ではなく、滝沢が最も信頼のおける事務所の幹部なんです。多くのJr.は滝沢についていこうと思っているのではないでしょうか。

 ジャニーさんが病院に搬送されたという一報は、まず最初に滝沢に入って真っ先に病院に駆けつけたと言います。それだけ滝沢はジャニーさんにとっても大事な存在。そして、そんな滝沢が病院からまず連絡したのが元SMAPの中居だというんです」(前出の芸能プロ関係者)

 事務所を退所するのでは、という報道も出ていた中居にまず連絡がいったとすれば驚きだ。

「中居もすぐに病院に駆けつけました。6月27日発売の『週刊文春』では、病院には滝沢と中居が真っ先にかけつけ、18日当日は面会謝絶だったにもかかわらず、中居は徹夜で病院にとどまったと報じています。滝沢はジャニーズ新体制をこれから再構築していく上で、現在の幹部だけではなく、エンタメの何たるかを身をもって体感している“自分たちでやっていかなきゃダメだ”と感じているのではないでしょうか。しかし、滝沢1人だけではとても実現は不可能。そんな彼が頼りにしているのが中居だといいます。

 中居はなんといってもアイドルという枠組みを超え、国民的存在となったSMAPの元リーダー。テレビ局との交渉は、マネージャーを通さず自分で行うほど折衝にも長けている。中居は他の芸能事務所やテレビ局の上層部ともつながりがあり、影響力も大きい。さらにSMAP解散後も事務所に残ったということからも分かるように、ジャニーズ愛も強いんです。

 中居が新しい地図と合流せず事務所に残留したのは、ジャニーさんに対してあまりにも大きすぎる恩義を感じているから。SMAPでデビューする前、Jr.時代の中居のレッスンをつきっきりで見てくれたのがジャニーさんなんです。“ユー歌下手だね”と言われながらもダンスやトークスキルを磨き、スターに上り詰められたのも当時のジャニーさんとのレッスンがあったからだと中居は感じているのでしょう。ジャニーさんの誕生日会に、元SMAPで中居だけは毎年参加しているといいます」(前同)

 2015年11月放送のラジオ『タッキーの滝沢電波城』(ニッポン放送)で、その年のジャニーさんの誕生日会について、滝沢がエピソードを披露している。

 ラジオ番組のスタッフから「一番はしゃいでいたのは誰か」という質問されると、「中居君! 中居君、もうはしゃぎすぎ! なんかやっぱ、嬉しかったんだろうね。すごかったですね。途中で中居君仕切りみたいになって、もうMCみたいになってましたもん。“お前はどう思うべ?”みたいな感じで。スゴい! テレビみたいだなぁって」と、中居がジャニーさんの誕生日会を心から楽しんでいたと語った。

「ジャニーズ愛というよりは、“ジャニーさん愛”が人一倍強い中居。だからこそ、滝沢は最初に中居に連絡をしたのではないでしょうか。ジャニーズ第二幕は滝沢と中居の二人三脚体制で再構築される可能性が出てきたと思います」(前同)

 滝沢と中居によるジャニーズ改革は動き出すのか。そしてそれはどのようなものになるのか。病床のジャニーさんのためにも両者の奮起を期待したい。

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