WWE東京公演参戦組が帰国!AJスタイルズ率いるザ・クラブがリコシェを襲撃! (2/2ページ)
試合後はクリーンに握手を交わしていた。
この日のバックステージではザ・クラブのルーク・ギャローズ&カール・アンダーソンが「リコシェがAJに勝てると言っていた」と告げ口したことでAJとリコシェの遺恨が激化。メインイベントで2人は激突した。
AJがフェノメナール・フォアアームでリコシェを沈めて王座奪取したかに思われたが、これはレフェリーのミスジャッジ。再び試合を再開すると、リコシェが延髄斬り、AJもフェノメナール・フォアアームからブレーンバスターで攻め込んで白熱の攻防を展開するも、最後はリコシェがAJスタイルズを丸め込んでUS王座防衛に成功した。新日本プロレスで同じ時期に活躍していた両者だが、階級が違い対戦は実現していなかった。リコシェにとっては初のAJ超えだ。
今回も同じく試合後、握手を交わす両者だったが、ギャローズ&アンダーソンが「本当のAJはどこへ行った?」と煽るとAJがリコシェを襲撃。ギャローズ&アンダーソンも加わってマジックキラーを炸裂させると、最後はブーイングの中、AJがなんとセカンドロープからスタイルズクラッシュを炸裂させてリコシェをKOした。ザ・クラブの3人はリコシェを見下しながら、バレットクラブ時代から続けてきた“トゥー・スィート”ポーズを掲げて存在をアピールしている。
東京公演ではトリプルHとドリームチームを結成し、ヒールチームを蹴散らしたザ・クラブだったが、アメリカに戻ったと同時に本来の悪の姿を取り戻してしまったようだ。
文 / どら増田
写真 / 萩原孝弘