人生を折り返したらクリエイティブに生きよう! 死ぬまで充実するためのコツ (2/2ページ)
「人生の後半戦を迎え、『静』と『動』ふたつの趣味を満喫し、心も体も元気そのもののDさん、これぞ『定年クリエイティブの達人』と言えるでしょう」(p.170)とは中島さんの評だ。
もちろん、こんなにアクティブでなくてもよい。例えば「ボランティア」でも「プラモデル作り」でも、「新たに会社を起業して自分のやりたいビジネスをやる」というでも「定年クリエイティブ」になる。
そう、中島さんの言う「定年クリエイティブ」とは「自己表現をすること」なのだ。
しかし、「やりたいことはあるけれど、新しく始めるのは億劫だ」と思う人も多いだろう。
そんな人に向けて中島さんは3つの「始め方のコツ」を教えてくれる。
1、まず、カタチから入ろう
2、「パクること」から始めよう
3、ゆるやかに「締め切り」をつくろう
「カタチから入る」とは、環境を先に整えてしまうこと。体を鍛えたいならば、ジムに入会してしまう。陶芸を始めたいならカルチャースクールに申し込む。「どうしよう」と迷っていないでさっさと行動する。それが「始める」コツの1つ目だ。
続いての「パクる」は、音楽業界に長く携わった中島さんならではの発想。クリエイティブは「パクり」から始まる。つまり、真似からスタートするのだ。100%オリジナルにこだわらず、リスペクトする作品をまずは真似をしてみる。そこからスタートすることで上達に近づくことができるはずだ。
最後の「締め切りをつくる」は、いつまでにこれをやると決めてしまうこと。音楽を始めたならライブの日を決めてしまう、そんな感じだ。ただし、アマチュアなのだから締め切りは厳しくしないことが大切。のんびりとやっていくことが秘訣だ。
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人生の折り返し地点で始めた趣味が、死ぬまでの時間に充実をもたらしてくれるかもしれない。その縁で仲間ができたり、新たな自分を発見できるチャンスにも出会えるだろう。
「定年を迎えてからの人生こそ、クリエイティブであるべき」と中島さん。もう定年を過ぎた人も、これから定年を迎える人も、「自分は無趣味だ」と自覚しているならば読んでおきたい一冊だ。
(新刊JP編集部)
*1…平成27年度 第8回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査結果
https://www8.cao.go.jp/kourei/ishiki/h27/zentai/index.html