異星人探しが始まってるけど、もし本当に見つかっちゃったらどうするの?未知との遭遇に関する大規模調査が開始される (2/6ページ)
・来るべきコンタクトに備えて国際的ルールが必要
スコットランド、セントアンドルーズ大学のマーティン・ドミニク氏によれば、今のところ、地球外文明からの呼びかけに対して人類がどのように答えるべきなのか国際法上の定めはないという。
故スティーブン・ホーキング博士は生前、異星人に地球人の存在を知らせるべきではないと主張していたが、必ずしも全員がこれに賛成しているわけではない。
たとえば今年、SETIインターナショナルという団体が、元素の周期表に関するシグナルを宇宙へ向けて発信しようと計画している。だが、何もこれが初めての試みというわけではない。
1974年には、プエルトリコにあるアレシボ天文台から、「アレシボメッセージ」と知られる地球の生命についての内容を含む電波が25000光年先にある星々へ送られた。
仮に本当に人類が異星人と遭遇してしまった場合、その影響は科学者だけでなく地球上で暮らす全員に及ぶ。ならば、どうするべきかを科学者だけで決めていいものではないはずだ。
だからこそ、ドミニク氏らは大勢の人の意見を聞きたがっている。そして本調査で集められた意見は、未知との遭遇が本当になされたときの国際的な手続きを策定する指針となることだろう。
「きちんと国際法に準拠した法的に拘束力のある枠組みを作っておくことは当然でしょう。このことを科学者目線から引き上がることについては大いに賛成です。もしメッセージに返信せよというのが世論なのだとしたら、それは政治的な決定です。科学者だけで決めるべきものではありません」とドミニク氏は話す。