清原果耶『なつぞら』再失踪で、早くもロス! 視聴者釘づけの「恐い演技」 (2/3ページ)

日刊大衆

広瀬演じるなつと初めて電話をして、相手が『本当の姉だ』と分かった瞬間に自然とこぼれる涙は圧巻でした」(テレビ誌編集者)

 電話の相手が実の姉であることが分かったときのとまどいや驚き、姉とつながった喜びなどを、こぼれ落ちる涙で一瞬のうちに表現する、清原ならではの優れた演技力が発揮された瞬間だった。姉を育てた、草刈正雄(66)演じる柴田泰樹ら、柴田家の人々に囲まれ、乳搾りを体験するなど、姉が体験したことを追体験し、徐々に心を開いていく様子も自然そのもの。

「乳搾りができた瞬間の屈託のないほほ笑みに、心底いい子だなあ、と思わされましたね」(前出のテレビ誌編集者)

 しかし、そのほほ笑みも、たまたま訪れた、工藤阿須加(27)演じる幼なじみの佐々岡信哉に写真を撮られたとたんに一瞬にしてこわばってしまう。「その写真はどうするんですか。誰にも見せないでください」と必死に訴える千遥。この子には「何か秘密がある」、誰もがそう感じた瞬間だった。

 その後、千遥に会うために、十勝に帰省するなつ。しかし、なつの到着を待たずに、千遥は再び姿をくらましてしまう。その理由は、彼女の残した「手紙」に書かれていた。

「芸者の置屋を営む女に売られ、そこで養女として育てられた千遥に縁談が舞いこんでいたのです。しっかりした相手だけに、千遥は戦災孤児であることを隠して嫁入りするしかない。つまり、実の兄姉とは縁を切るしかない。せめて、その前に姉に会いたいという一心で、北海道まで来てしまった千遥ですが、実際に姉に会ってしまえば、縁を切ることなどできなくなってしまう。思いあまって姉が到着する前に姿を消してしまった、という理由が述べられていました」(前同)

 この手紙の内容を知った視聴者は、清原の演技の奥の深さを知らされることになる。

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