旨い寿司屋は大人の嗜み☆接待・デートなどで使える、都内で抑えておきたい至高の4軒!
出典:食べログ
好きな食べ物が多すぎて、このままだと「最後の晩餐」がビユッフェスタイルになりそうな「さすらいの旅人」氏が、なかでも好物のお寿司をご紹介☆
今回は都内にあるお寿司屋さんにスポットを当てて、とっておきの4軒を掲載!
実はあまり教えたくないような、大人の隠れ家的なお寿司屋さんもあるので、どうぞご注目ください♪
①江戸前 鮨 服部
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六本木にあるミッドタウン近くにひっそりと佇む「江戸前 鮨 服部」は、2009年にオープンしたこだわりのお寿司屋さん。
店主の服部彰夫氏(冒頭写真、本人に写真掲載許可済)は福島県の出身で、銀座や青山の名店で江戸前鮨の修行をした後、同年に「すし服部」を六本木にオープン。
素材のこだわりや仕事ぶり、そしてその味が評判で人気店となり、お店が手狭になったため、2016年に「江戸前 鮨 服部」として、現店舗へ移転リニューアルオープンしています。
平日でも満席が通常営業のこちらでは、食事は「おまかせコース」(15000円)のみで、追加に飲み物などを注文できるスタイル。
「スーパードライ樽生」(800円)で喉を潤しながら、まずは北海道産の蝦夷バフン雲丹と富山産白エビをビスク風に仕上げもの、それに稚鮎の唐揚げの先付けが提供されました。
いずれもさっそく店主のセンスを感じる料理で、上品な味付け。
続いて、海苔が有明産で、巻く前に炭火で炙っている「中落ちの手巻き」を食べると、中落ちが美味しいのはもちろんのこと、海苔が只者ではないことに気付かされます。
さらに、酸味と磯の香りが良い「丹後産の岩牡蠣トマトジュレ」、千葉勝浦産を使った「初鰹の藁焼き塩タタキ」、岩手県三陸産の黒鮑(あわび)を利尻昆布とお酒のみで約3時間蒸した「黒鮑酒蒸し」、宮城県の厚切り星カレイを使用した「星鰈の紅葉おろし和え」、神奈川産の真蛸を醤油ベースで煮た「真蛸の桜煮」、北海道釧路の東厚岸(あっけし)の毛ガニを土佐酢で和えた「毛ガニの酢の物」と、ひたすら海鮮美食の全国行脚☆
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既に十分過ぎるグルメのおもてなしですが、さらにメインとなるのが、店主・服部氏のパフォーマンスが魅力の本マグロ!
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赤身、中トロ、大トロと、それぞれの魅力をふんだんに味わえるのが、とにかく幸せなひととき♪
その後も「キス」「コハダ」「トリ貝」「ノドグロ」「ボタン海老」「金目鯛」「穴子」などなど…言わずもがなハズレがなく、いちいち舌鼓を打ってしまいます。
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ちなみに最後に提供されたのは、アサリの山椒煮の巻物で、他ではなかなか味わえない服部の定番商品。
花山椒の香りが、海苔とシャリを一層引き立て、ピリッとアクセントにもなっている至高の一品です。
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とにかく手間と工夫を凝らした、魚の旨さと服部氏のセンスを存分に感じられる、いざという時に使いたい、とっておきのお店ですね♪
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◆江戸前 鮨 服部
・場所:東京都港区六本木7-4-12 ジャスミン六本木ビル 1F
・電話番号:03-5474-2026
・営業時間:17:30~23:00
※定休日:日曜・祝日
☆このお店のより詳しいレビューを見たい方はコチラから☆
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②笹巻けぬきすし総本店
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淡路町駅・新御茶ノ水駅の徒歩圏内ですが、都営地下鉄新宿線・小川町駅が1番の最寄り駅である「笹巻けぬきすし総本店」は、創業がなんと1702年という超が付く老舗お寿司屋さん。
東京に現存する最も古いお寿司屋さんとしても有名で、現在は12代目の女将さんと、13代目となる息子さんが老舗の暖簾を守っています。
お持ち帰りは5ヶの折詰から100ヶまで種類が豊富ですが、店内でのお召し上がりは 5ヶと7ヶのみで 7ヶになると海老とのりがプラスされるので、「七ヶ 潮汁付」(1800円)を注文。
内容は、光物・白魚・海老・おぼろ(海老入り)・玉子・のり×2の計7ヶで、にぎり寿司と押し寿司の中間的な食感となっており、ネタは生のものは使用せず、しっかりと締めているため、シャリと合わせると酸味は少し強め。
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通常、お寿司にはお醤油が欠かせませんが、酢の味と時間の経過による旨味が出て来てるため、そのままで充分満足できるお味です☆
どのネタも奥深い味わいですが、海老の入ったおぼろと、クラシックなコハダが今回のお気に入りで、ネタ・シャリ・酢に笹の香り、それらには上品な潮汁がお似合い♪
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そもそも 笹巻けぬきすしとは、このお店の創業者である松崎喜右衛門が、戦国時代に笹で巻いていたご飯を兵糧にしていたことをヒントに、笹の殺菌作用を利用した「笹巻鮨」を考案したのが始まり。
また、鯛の骨は、酢に漬けても柔らかくならないので、一本一本毛抜きで丁寧に抜いたのが「けぬきすし」の由来で、骨抜く作業は300年以上たった今も続いています。
日本人が愛するお寿司の原点を感じられる…そんな歴史と味の奥深さをぜひ堪能してみては?
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◆笹巻けぬきすし総本店
・場所:東京都千代田区神田小川町2-12 宇田川ビル 1F
・電話番号:03-3291-2570
・営業時間:月~金/10:00~18:30
土/10:00~17:00
※定休日:日曜・祝日
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③九段下 寿司政
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東京メトロ半蔵門線・九段下駅の6番出口を降りてすぐのところにある「九段下 寿司政」は、江戸末期の1862年創業という、これまた老舗のお寿司屋さん。
寿司政の最大の特徴は、長期熟成するため旨みが強い赤酢のみを使用したシャリで、その伝統を150年以上守り続けています。
ランチで往訪した「さすらいの旅人」氏は、ランチメニューである「お昼にぎり」(1800円)を注文。
※平日のお昼のみ注文可。
ネタは、マグロ・サゴチ・トリガイ・イサキ・シマアジ・ホタテ・煮イカ 7貫と、ヒモ(赤貝)の巻物3個に、お吸い物が付いています。
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どれも赤酢のシャリとの相性が抜群でアッという間に完食してしまったため、この日は奮発して「お昼ちらし」(1800円、こちらも平日昼のみ)も注文。
にぎりにはなかった、海老・穴子・鯛・コハダなどの魚介類の他に、椎茸・玉子焼き・キヌサヤなども入った具沢山の贅沢ちらし寿司☆
結局、どちらのメニューも美味しかったため、次回往訪時もきっとメニュー選択で悩むことは確実(笑)
夜は、客単価がゆうに1万円を超える高級店ですが、ランチならリーズナブルに体験することができますので、その確かな味をぜひご賞味ください☆
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◆九段下 寿司政
・場所:東京都千代田区九段南1-4-4
・電話番号:03-3261-0621
・営業時間:月~金/11:30~14:00、17:30~23:00
土・日・祝/11:30~14:00、17:00~21:00
※定休日:年中無休
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④栄寿し総本店
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京王線・千歳烏山駅と小田急小田原線・祖師ヶ谷大蔵駅の中間、やや千歳烏山寄りにある「栄寿し総本店」は、1964年創業の人気お寿司屋さん。
その人気の秘訣は、様々なお寿司のネタが「食べ放題」で楽しめるというもの。
「食べ放題(90分)」は、男性3500円・女性3000円で、最初にお店から提供されたお寿司を食べた後に、好きなネタを追加できるという、お寿司の食べ放題では定番のシステム。
というわけで、まずはおすすめ寿司から登場。
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上画像の手前の右から…
1列目:中トロ・イカ・赤身・カンパチ
2列目:タマゴ・海老・とり貝・ヒラメ
3列目:サーモン・イクラ・ウニ
4列目:ネギトロ巻2本
計22貫と2本…なるほど、なかなかの量ですね(汗)
でも、どのネタも食べればすぐに分かる上質なお味で、特に中トロはほどよい脂の乗りと、マグロの旨みがあって、滑らかで筋も全くない人気の一品。
上記おすすめ寿司をなんなくクリアした「さすらいの旅人」氏は、その後もレベルの高さを感じる「カツオ・青柳・甘海老」から始まり、光り物と旨み抜群の「コハダ・イワシ・鯛」、〆具合が絶妙な「〆サバ・ホッキ貝・穴子」、高級ネタも食べ放題の「赤貝・真蛸・ネギトロ軍艦」、これでフィニッシュ…と思いきや、板前さんに食べてないものはあるかと聞いたら、「金目鯛・ミル貝」があるとのこと。
ミル貝はコリコリ食感で、磯の香りが口に広がり、鮮やかなピンク色のキンメは、上品な白身の旨みと、これまた上品な脂の乗りを兼ね備え、本日を〆るのに最適な高級ネタの風格で、満足のご馳走様☆
50貫と巻物2本、つまるところ全ネタ制覇を果たした後は、満腹感と幸福感を同時に包まれながら、お店を後にしました。
ちなみに、通常のメニューを見ると…
◎大トロ・のどぐろ・つぶ貝・ミル貝・赤貝:1貫300円
◎中トロ・金目鯛・青柳・ホッキ貝など:1貫200円
そもそも良心的な価格設定なので、食べ放題でなくても楽しむことができますよ!
出典:食べログ
◆栄寿し総本店
・場所:東京都世田谷区祖師谷6-33-15
・電話番号:050-5595-1159
・営業時間:11:00~23:00
※定休日:年末年始・お盆・GW後など
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都内に多数のお寿司屋さんが存在する中でも、創業から100~200年続けているお店は、お寿司屋さん以外でもなかなかありませんよね?
老舗の味や大人の味わい、はたまた食べ放題など、これらのお店を覚えておけば、様々なシーンで活用できそうですね!
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