７月１０日に放送された『今夜くらべてみました』（日本テレビ系）に、女優の仲間由紀恵（３９）が出演。２００２年から始まった主演ドラマ『ごくせん』（日本テレビ系）の映像が流され、「今見るとメンバーが豪華すぎる！」と感動の声が上がった。

『ごくせん』は、任侠一家に生まれた山口久美子（仲間）が学校の教師となり、不良生徒たちと向き合う学園ドラマ。７年間にわたって続編が制作され、登場した生徒数はシリーズ合計で１０６人にも及んだ。さらに番組の調査によると、生徒役を演じたタレントの内、約９０％が現在でも俳優を本業としているという。

　番組では『ごくせん』本編の映像とともに、ドラマに出演していた有名芸能人を振り返っていくことに。まず第１シリーズでは嵐の松本潤（３５）や小栗旬（３６）の他、『おっさんずラブ』（テレビ朝日系）で遅咲きのブレイクを果たした田中圭（３５）も出演していた。当時未成年だった３人の姿に、視聴者からは「１８歳の松潤が映ってて思わず声が出ちゃった」「この頃の田中圭、初々しすぎてめちゃくちゃかわいいな」という歓声が上がっていた。

　また亀梨和也（３３）がメインを張った第２シリーズは、高良健吾（３１）や松山ケンイチ（３４）、水嶋ヒロ（３５）といった人気俳優たちのデビュー作。昨年映画『レディ・プレイヤー１』でハリウッドデビューした森崎ウィン（２８）も“チョイ役”として登場している。

　豪華すぎるキャストたちに、ネット上では「メインも脇役も今じゃ考えられないほどすごい面子。なんて贅沢なドラマだったんだ」「今くら、ごくせんの映像はエモいぞ」「本当にスター俳優への登竜門だったんだな」「青春やったな～」「売れっ子になった俳優ばっかりだしキャスティングした人は天才だと思う」と大反響だった。

　２０１６年１月の『ＶＳ嵐』（フジテレビ系）では、松本とゲストの松山が、『ごくせん』で共演した頃を回想しており、松本は撮影現場が殺気立っていたことを明かしていた。松山も当時の印象について「みんな怖かった」と漏らしていたが、現在は大人になった彼らだが、当時は若くピリついた現場だったようだ。

『ごくせん』卒業者が大成しているのは、お互い切磋琢磨してきたからかもしれない。