『ゲーム部プロジェクト』パワハラ騒動!「超ブラック運営だ」と大炎上
有名バーチャルユーチューバー(VTuber)の『ゲーム部プロジェクト』に、〝声優変更〟騒動が勃発。「まさにブラック企業」と批判の声が高まっている。
『ゲーム部』は主にYouTube上で活動している4人組ユニットで、ゲーム実況などの動画を投稿。メンバーはそれぞれゲーム好きの高校生という設定で、注目度の高さから今年1月期のアニメ『バーチャルさんはみている』(TOKYO MX)にも出演していた。
「一見順調に見えた『ゲーム部』ですが、キャラクターを演じる声優と運営スタッフの間には長らく確執があったようです。4月上旬には、声優がツイッター上で運営スタッフからの〝いじめに近いパワハラ〟や劣悪な労働環境を告発し、大きな話題を呼んでいました。もともと『ゲーム部』の人気が声優によって支えられていたことも、激しい運営バッシングが起きた理由の1つだと言えるでしょう」(サブカル誌ライター)
パワハラ騒動を受けて、運営を担当する株式会社Unlimitedは4月11日に「ゲーム部プロジェクトに関するご報告」を発表した。その文章で運営サイドは「声優スタッフを軽視する様な言動」を認めて謝罪した上で、今後の待遇改善について約束。実際に数日後には『ゲーム部』が通常通りの活動を再開したため、和解に成功したものと見られていた。
突然の裏切りにファンが激怒しかし、それからわずか2カ月後、『ゲーム部』メンバーの桜樹みりあと道明寺晴翔に唐突な「声優変更」の疑いが浮上。公式発表はなかったもののファンの間では情報が出回り、最大45万人に到達していたチャンネル登録者数が40万人を切るほど激減する大騒ぎとなる。
声優変更の疑いは事実だったらしく、7月17日にはあらためて運営サイドから公式声明が発表されることに。文中では『ゲーム部』の目指す姿や声優のあるべき姿を検討した結果として声優を変更したこと、残るメンバーである夢咲楓と風見涼の声優も9月上旬にかけて交代することなどがつづられていた。
その一方で文章内ではパワハラ騒動後の顛末に触れられていないこともあり、不満を抱くファンが続出。ネット上で、
《肝心なことが何も書かれてない。本当に大人が書いた文章ですか?》
《騒動を大きくしている原因のパワハラ問題について全く触れていないのはなぜ?》
《完全に後出しで、声優交代の理由もはっきり書かれてないんだけど…》
《リスナーと声優さんをバカにしてませんか?》
《もう二度とVtuberを名乗るなよ》
《超ブラックな運営だな》
《言い訳をキレイ事で包んだ中身のない文章をありがとう》
などと激しい批判にさらされている。
『ゲーム部』の騒動がファンの納得する形で決着してくれることを期待したいが…。
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