【良書案內】日本僑報社のベストセラー《中国への日本人の貢献―中国人は日系企業をどう見ているのか?》 (2/4ページ)
その中から厳選な審査を経て選ばれた受賞作文を、ここに『中国への日本人の貢献――第五回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集』としてまとめ、刊行する運びとなりました。
作文を通して一貫して伝わってくるのは、現代中国の若者たちのリアルな日本観です。日本語学習を通して知った日本の文化や考え方をどう受け止めたか、また学校や企業で知り合った日本人との交流から得たこれからの日中交流の在り方についてなどが、日本語で綴られています。そして今回のテーマでもある日本企業の中国社会への貢献についても、経済的なことだけでなく、日本企業の現地でのさまざまな社会的取り組みが中国の人々に浸透してきていることが伝わってきます。
本書を一読されれば、これからの日中関係を担う若者たちの草の根レベルでの相互理解こそが、今まさに必要とされているものだということを確信していただけることでしょう。
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マスコミに取り上げられたこの本の 書評はこちら
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掲載内容:
【学生の部】最優秀賞受賞作文1編/一等賞受賞作文4編/二等賞受賞作文11編/三等賞受賞作文36編
【社会人の部】一等賞受賞作文1編/二等賞受賞作文2編/三等賞受賞作文7編
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書名 中国への日本人の貢献―中国人は日系企業をどう見る?
副題 第5回中国人の日本語作文コンクール受賞作文集
編者 段躍中(だんやくちゅう)
出版 日本僑報社
判型 A5判 240頁
定価 1900円+税
新中国に貢献した日本人たち
友好の原点ここにあり
埋もれていた史実が初めて発掘された。日中両国の無名の人々が苦しみと喜びを共にする中で、友情を育み信頼関係を築き上げた無数の事績こそ、まさに友好の原点といえよう。