ソニーが人体用ペルチェ冷温デバイスREON POCKETを発表。熱設計技術をウェアラブルへ (4/4ページ)

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このほか、専用インナーが3枚付属すると1万7380円、5枚で1万9030円など。

REON POCKET | First Flight


Sony REON POCKET

開発チーム。左より、マーケティングサポートの浅野哲志氏、HW設計の伊藤健二氏、プロジェクトリーダーの伊藤陽一氏。製品を知らずにみると「スマホ・マウス・下着」を掲げる謎写真です。



一見すると酷暑を当て込んだおもしろグッズ的にも思えますが、大型ペルチェ素子の威力は本物。実働するプロトタイプを手のひらに載せて試したところ、オフ状態では一瞬で体温と同じになり何も感じないのに、スマホで冷却オンにした途端、わっと驚いてつい笑ってしまうほど急速に冷えます。ファンで風を送るのではなく、直接冷たいもので熱を奪われる感覚。

ただ熱を奪うデバイスはこの世に存在しないので、ペルチェも奪う以上の熱を発しつつあくまで片面に移動させるだけですが、内部の放熱機構が優れているのか、それとも人体の温度感覚がリニアでないためか、薄い小さなファンでかすかな音しかしない出力でもおどろくほど冷温感刺激を感じます。

念のため注意すべきなのが、REON POCKET はカイロや冷却パックや冷たいペットボトルを当てた状態を電気的に作り出すもので、皮膚表面は冷やしたり温めたりできても、(深部)体温自体を上げ下げできるほどの出力は当然ながらありません。

このため、薬局の店頭などで暑さ対策をうたって売っている多数のグッズと同様、熱中症を予防するものではなく、あくまで暑さ寒さによるストレスを軽減して快適になるための製品です。


この記事はEngadget 日本版からの転載です。
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