国民的アイス「ガリガリ君」の強さを支える赤城乳業の“工夫”とは? (2/2ページ)
赤城乳業で「言える化」が機能し、社員たちが躍動しているのは、次の2つの工夫が行われているからだ。
・「言える化」を実践する「場」の設営
・「言える化」を加速する「仕組み」の構築
まずは「場」だが、ここでは11の委員会やプロジェクトが設置されているという。
例えば新商品アイデア研究会は、毎回テーマを設定し、新商品のアイデアやネーミングを社員全員から募集する。さらに対象者は、社員だけでなくその家族や取引先からの応募も受け付けているといい、実際に社員の子どものアイデアが採用されたこともあるそうだ。
また、「仕組み」は、「失敗にめげない評価の仕組み」「部下が上司を評価する仕組み」「『学習する組織』へ脱皮する仕組み」「帰属意識を高める仕組み」といった仕組みがあるといい、これらによって、経営者・管理職と社員同士の心がつながるからこそ「言える化」が機能するといえる。
ガリガリ君誕生秘話や「ガリガリ君リッチコーンポタージュ」をヒットさせた20代の若手社員2人の話など、赤城乳業の躍進を紐解いていくと、会社は人がつくり、人とともに成長していくことがよくわかる。
「ガリガリ君」はなぜ愛され続けているのか。赤城乳業が12年連続で成長を続けている秘密を読むことができる一冊だ。
(新刊JP編集部)