加藤浩次「ブチキレ退社」の受け皿と「銀座7丁目芸人」反撃

日刊大衆

加藤浩次「ブチキレ退社」の受け皿と「銀座7丁目芸人」反撃

 7月20日の「謝罪会見」以降、世間の注目を集めている雨上がり決死隊宮迫博之(49)とロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)の“闇営業問題”。その渦中でさらに話題になっているのが『スッキリ』(日本テレビ系)でMCを務める、極楽とんぼ加藤浩次(50)だ。

 加藤は、7月22日の所属事務所の会見前となる22日月曜朝の『スッキリ』で、「みんな我慢してきた。経営陣が変わらないなら俺は辞める」と発言。さらに翌23日には、同日夕方に会社側と面談し、「取締役が変わらない限り会社を辞めると僕は昨日言ったので、その旨伝えたいと思います」と述べた。

 23日夜、加藤と会社側で緊急会談が行われ、24日放送の『スッキリ』の冒頭で、前日の会談内容について明かした。

 加藤は「今の体制で(会社を)これから変えていきたいんだという話をされました。でも今の経営陣が代わっていただかないと僕は辞めるっていうふうに言ったということで、そこはいろんな話をしました」「芸人側の意見として言ったが、やっぱりそこに合致点がなかなか見つからなかった」と、話し合いが平行線に終わったことを報告。

 さらに「これからまた、引き続き話もしながら決定していきたいと思います。僕の意志はそんなに変わらないとは思うんですけど。会社としてどういう改革ができるのかというのをしっかり聞いて、お伝えできれば」と、今後も会社側と話し合いを継続していくことを表明した。

「加藤は本当に男気のある人として、後輩芸人からも尊敬されています。自分自身の進退については、加藤の中ですでに結論は出ているのではないでしょうか。今回、彼は本気でキレていますし、番組であそこまで言ってしまってはもう後には引けないでしょう。遅かれ早かれ、退社することになるのではないでしょうか。

 実は、2006年に相方の山本圭壱(51)が不祥事を起こした前後、当時の極楽とんぼのマネージャーは会社を辞めて、制作会社を設立したんです。今も加藤は、そことかなり関係が深いといいます。現在の所属事務所を辞めた場合、加藤はその会社に行きたいのではともっぱらなんです。だから、彼が事務所を辞めた後の受け皿は整っているといえるんです」(芸能記者)

■銀座7丁目劇場出身の“非主流派芸人”が加藤&亮に追随!?

 7月25日付の『スポニチアネックス』では、会社との契約解消を要望している亮は、加藤と行動をともにする可能性が高いと報じている。

「極楽とんぼとロンブーは、94年に開館して99年に閉館した劇場『銀座7丁目劇場』に出演していた、同じ釜の飯を食ってきた仲。当時の7丁目劇場には、極楽とんぼやロンブーをはじめ、ココリコ、DonDokoDon、ペナルティ、品川庄司ガレッジセールなどが出演していました。加藤さんは北海道出身で会社本体のお膝元にあたる関西出身ではない、いわば“非主流派”。7丁目劇場にはそんな非主流派の芸人が数多く出演していたこともあり、彼らのつながり、絆はいまだに強い。

“ミスター都市伝説”こと関暁夫(44)とコンビ『ハローバイバイ』を組んでいた金成公信(43)は、現在『ギンナナ』というコンビを組んでいますが、これもコンビが銀座7丁目劇場で出会ったことが由来。それだけ当時の劇場に出演していた芸人は、7丁目劇場に思い入れが強いんです。加藤さんと亮さんが行動をともにするというのは納得ですし、7丁目劇場出身の“非主流派芸人”たちも、2人に追随することも考えられます」(お笑いプロ関係者)

 加藤については「将来は報道キャスターを目指したい」と周囲に明かしているとも聞こえてきている。

「正義感が人一倍強い加藤さんが報道キャスターという道を選択するのは合点がいきます。また、報道キャスターという仕事なら、現在の所属事務所とも仕事がバッティングしない。

 さらに、加藤さんはディレクターで演出家のマッコイ斎藤氏とも19歳で知り合って以来の仲。マッコイ斎藤氏は過去には極楽とんぼの番組を数多く手掛け、最近では『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の改革に成功し、とんねるずからも信頼されている人物。加藤さんが退社した後には、とんねるずの2人からも後押ししてもらえるのではと」(前出のお笑いプロ関係者)

 闇営業問題から始まった「加藤の乱」。会社側と話し合いを継続するという加藤が、“決断”をするXデーは近い!?

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