飼い主が事故死した現場で一年半以上、帰らぬ飼い主を待ち続ける犬(ギリシャ) (2/2ページ)
わかっているのは悲惨な事故からまもなくこの犬が現れ、ハリスを慰める祠のそばで過ごしていることだけだ。
住民によると、その犬はいつも帰らぬハリスを待つかのように身を横たえ、遠くを眺め続けているという。

来る日も来る日もそこにたたずむ犬。あまりにも不憫な姿を見過ごせなくなった人々が、新たな家族を見つけるために連れ出そうしたこともあった。
だが、その犬はかたくなに動こうとしない。たとえ猛暑でも連れ出されるのを嫌がって祠のそばの茂みに隠れてしまうのだ。
・地域の人に見守られるギリシャのハチ公
それから約18カ月がたった現在、亡きハリスの愛犬は変わらずそこにいる。以前と違うのは、祠のそばに日よけになる小屋があることぐらいだ。
それは小さな犬の揺るぎない愛に根負けした人々が建てたもので、水や食料も彼らが時々運んでいるという。

その光景はギリシャの人々の涙を誘い、「ギリシャのHachiko(ハチ公)」「これだから犬ってやつは…」「泣ける。ハリスさんは良い飼い主だったんだね…」という声が寄せられている。
善意の人に見守られているこの犬がいつこの場を去るかは誰にもわからない。
だが、いつの日か心を開ける誰かと巡り合い、再び愛し愛される幸せな犬生を送ることを願わずにはいられない。
References:gtgoodtimes / youtube written by D/ edited by parumo