吉本騒動:ロマン優光連載140 (2/5ページ)
入江さん経由で反社グループから金をもらったという点では、闇営業に参加した芸人も吉本も変わりはないわけで、そこを公にせずに早期解決を図りたかったから、わざと騙されたというふうに見る人が出てくるのは自然なことでしょう。とわざわざ騙されて、そういうことにしてたのに、良心の呵責に耐えかねた亮さんが本当のことを言いたがったら、それは困るし、腹が立つでしょうと想像してしまいます。せっかく政府がらみの大事業に関わろうとしてるのに白紙になりかねませんから。まあ、ただのゲスの勘繰りだったらいいんですが。
そういえば、20年ぐらい前に当時の東京吉本の若手芸人さんについて周囲の人からきいた話があります。その芸人さんに取材しようと雑誌が吉本にコンタクトをとっても、別の芸人さんを勧めてきて差し替えられてしまうという話です。マネージャー間の力の差で力が強いマネージャーの抱える芸人に仕事をとられてしまうという話ですが、実力で勝ち取ったような仕事も会社の意向で奪われてしまうような目にあっている芸人さんたちがいるとするならば、怨みもあるだろうし、ファミリーとか言われてもシラケるだけでしょうね。
入江さんが何の会見もないままに早々と契約解除されたり、ワイドショーが入江さんに全然取材にいかないのはおかしな話だと感じている人も多いようですね。普段は相手の気持ちを無視して一方的に押し掛けるようなやり方をするワイドショー関係が、入江さんには全然寄り付かない。それを不思議な話だと思っている人は大勢いるでしょう。普段だったら、直撃取材とか言って家の前に押し掛けて、大勢で取り囲んで攻め立てるのに、なんなんでしょうね。急速にワイドショーのリテラシーが向上したのだということであればいいことですけど。まあ、「吉本に都合の悪いことを言ったら困るから、何も言わないように因果を含めて辞めさせた。」「テレビ局も人気タレントを使わせてもらえなくなったら困るから忖度してる。」みたいな感想を抱く人の方が普通ですよね。
なんというか、吉本の説明に嘘があろうがなかろうが、やり方が雑なんですよ。嘘をついてないなら、もっと情報を開示していった方がよかったし、嘘をつくなら、すぐ解雇とかじゃなくてシナリオをもっと練って突っ込まれないようにしないと疑われるだけだし。雑すぎてグダグダなんですよね。